2013年09月12日
八ちゃんを釣りに
暑かった夏が数日続いた雨降りでキッパリと終わりを告げたようで。
季節は秋へと加速度的に移ろい行くようだ。
季節は秋へと加速度的に移ろい行くようだ。
と、思いきや、今日は結構暑い。
じりじりと照りつける強い陽射しは夏のそれを思わせる。しかし、二、三年前の狂気的な残暑と比べると穏やかなものだ。
暑かった夏で消耗気味の身体を再生させる栄養補給をしたいところ。
それなら手軽かつ高確率で必要量が確保できるタコで決まりでしょ。
タウリン豊富で滋養強壮に効く。
タコを食べた翌日は身体の調子が明らかに良く、その効果は明白すぎるほど明白。
食べて身体の栄養を満たし、釣って心の栄養を満たす。
大体、あの奇妙でやたらと力強い地球外生物的な生き物が栄養素に乏しいわけないのだ(笑
夕飯のおかずにするにはキロ級の大型が1杯いれば充分だけど、それよりも小さい方が食味は良い。
小型~中型が3,4杯釣れればOKだ。
午前中に用事を済ませて釣り場に到着したのは午後1時。
太陽は高い位置から照りつけ、見渡す海は穏やかだ。
高水温らしい透明度の低い潮の色。
クロダイやメジナの幼魚が熱心に岸壁をつつき、表層をツイーッツイーッと泳ぐのは鉛筆サヨリ。
コアジの群れが行ったり来たり。
沖合を漁船が一艘、トツトツと音を立てて進んでいく。
いい風景だなぁ。
いくぶん湿り気を帯びた潮の香りを吸い込むと、心が解放されていくのがわかる。
季節柄、アオリイカを狙う釣り人の姿が多い。
その釣り人のほとんどがエギングロッドを振り回している。しかし海中に踊る多くの餌木の数に反し釣果は芳しくないようで、結局僕が釣り場にいる間に揚がったイカはコロッケサイズが2杯のみだった。
おそらく餌釣りでアオリイカを狙っていたであろう釣り人だけが、釣れないイカより活き餌採取のためのサビキ釣りの方がメインになったらしく、忙しそうにコアジを釣り上げている。よくある光景(笑
入りたい立ち位置の半分以上が既に売り切れているが、残ったポイントだけでもいけるだろ、と楽観的にひとつめのポイントへ。
タコベイトとクローワームの両方をセットしたデビルエイトをキャスト。
実績の高いラインから探っていく。
この時期、ほとんどハズレのないラインをトレースするが・・・今日はハズレだったorz
ちょっと立ち位置を変えて次のライン。
海底にはテングサがいい感じで生えているらしく、ラインを通してその感触が伝わってくる。
着底からシェイクしながら船道のかけ上がりまで引いてくる。スラックスライドを数発入れてから2秒ほどステイ。
再びシェイクに入るところで、弾力のある抵抗感でデビルエイトが止められた。
お、きたかな・・!?
3回ほど小突いて感触を確かめた後、グーッとゆっくり且つ力強いアワセを入れる。
ンニョニョニョニョーーッと、底からタコが剥がれていく感触が伝わってくる。
そうそうこの感触。これが気持ちいいんだわ♪
モワンモワンとしたジェット噴射を感じながらゆっくり焦らず寄せてくる。
やがて水中からワラワラと手を振り回しながら上がってくるタコの姿が見えた。

ホイキタ、1杯目♪
頭を持ち上げた姿が凛々しいですな(^^)
場所を移動。
どことなく沈みがちな表情で餌木をしゃくり続けている「エギンガー」の皆さんの末端に入らせてもらい、実績の高いラインをトレース。
方向を変えながらキャストを繰り返していると、やがて手前まできたデビルエイトがグッとした手応えと共に動かなくなった。
堤防の敷石付近だが、ガチッとした固い感触はなかったので、タコが踏ん張っているのかもしれない。
この方向から引きはがすのは、敷石が邪魔をしていそうなので、数メートル横方向に移動する。
ラインの角度を変えてからリフトすると、ジワーッと持ち上がってきた。

逃げようとするのを手を引っ張られて止められています(笑
唐揚げにするには丁度良いサイズ♪
これで今日の夕飯のおかずとしては充分な量が釣れたが、まだ釣り始めて40分くらいか。
食材確保というよりも、もう少し釣りがしたい(^^;
のんびりと景色を楽しみながら釣りをする。
青く晴れ渡る空と穏やかに凪いだ海との間には、能登半島がうっすらと霞んでいる。
鉄板ラインの周囲を攻め続ける。
根の荒い手前のゾーンと沖目の砂地ゾーンの境界。
大抵ここにはタコが付いているんだけどなぁ。なんとなくここで釣らないとスッキリしない。
そしてようやくそのエリアでムニッときた。
そのままアワセを入れて巻いてくる。
気持ちよくロッドが曲がる。
僕は、遠くで掛けてグイグイと引っ張ってくるこの釣れ方が一番好きだ(^^)

よし、スッキリした!
1杯目を釣った場所がまだ釣れそうな気がするので、もう一度入る。
そして先程と同じラインで・・・

やっぱり居たね♪
「グエエ・・」というデビルエイトの苦しげな声が聞こえてきそうだ(笑
さ、終わろう。
時間にして1時間半ほどの釣行だったけど充分に楽しめた。
家に帰り、タコが皿に盛付けられる頃には子供が学校から帰ってくるだろう。
そして夕飯。
今日はレア仕上げの茹蛸刺しとカルパッチョ。
明日の唐揚げ用の仕込みも終わった。
たこ焼きとタコ飯用の1杯はハン・ソロ状態に冷凍完了。
やっぱ、タコ旨ぇ!
〈タックル〉
ロッド:DAIWA TACORALDAS INF72HB
リール:AbuGarcia RevoBigShooter
ライン:PE6号
じりじりと照りつける強い陽射しは夏のそれを思わせる。しかし、二、三年前の狂気的な残暑と比べると穏やかなものだ。
暑かった夏で消耗気味の身体を再生させる栄養補給をしたいところ。
それなら手軽かつ高確率で必要量が確保できるタコで決まりでしょ。
タウリン豊富で滋養強壮に効く。
タコを食べた翌日は身体の調子が明らかに良く、その効果は明白すぎるほど明白。
食べて身体の栄養を満たし、釣って心の栄養を満たす。
大体、あの奇妙でやたらと力強い地球外生物的な生き物が栄養素に乏しいわけないのだ(笑
夕飯のおかずにするにはキロ級の大型が1杯いれば充分だけど、それよりも小さい方が食味は良い。
小型~中型が3,4杯釣れればOKだ。
午前中に用事を済ませて釣り場に到着したのは午後1時。
太陽は高い位置から照りつけ、見渡す海は穏やかだ。
高水温らしい透明度の低い潮の色。
クロダイやメジナの幼魚が熱心に岸壁をつつき、表層をツイーッツイーッと泳ぐのは鉛筆サヨリ。
コアジの群れが行ったり来たり。
沖合を漁船が一艘、トツトツと音を立てて進んでいく。
いい風景だなぁ。
いくぶん湿り気を帯びた潮の香りを吸い込むと、心が解放されていくのがわかる。
季節柄、アオリイカを狙う釣り人の姿が多い。
その釣り人のほとんどがエギングロッドを振り回している。しかし海中に踊る多くの餌木の数に反し釣果は芳しくないようで、結局僕が釣り場にいる間に揚がったイカはコロッケサイズが2杯のみだった。
おそらく餌釣りでアオリイカを狙っていたであろう釣り人だけが、釣れないイカより活き餌採取のためのサビキ釣りの方がメインになったらしく、忙しそうにコアジを釣り上げている。よくある光景(笑
入りたい立ち位置の半分以上が既に売り切れているが、残ったポイントだけでもいけるだろ、と楽観的にひとつめのポイントへ。
タコベイトとクローワームの両方をセットしたデビルエイトをキャスト。
実績の高いラインから探っていく。
この時期、ほとんどハズレのないラインをトレースするが・・・今日はハズレだったorz
ちょっと立ち位置を変えて次のライン。
海底にはテングサがいい感じで生えているらしく、ラインを通してその感触が伝わってくる。
着底からシェイクしながら船道のかけ上がりまで引いてくる。スラックスライドを数発入れてから2秒ほどステイ。
再びシェイクに入るところで、弾力のある抵抗感でデビルエイトが止められた。
お、きたかな・・!?
3回ほど小突いて感触を確かめた後、グーッとゆっくり且つ力強いアワセを入れる。
ンニョニョニョニョーーッと、底からタコが剥がれていく感触が伝わってくる。
そうそうこの感触。これが気持ちいいんだわ♪
モワンモワンとしたジェット噴射を感じながらゆっくり焦らず寄せてくる。
やがて水中からワラワラと手を振り回しながら上がってくるタコの姿が見えた。

ホイキタ、1杯目♪
頭を持ち上げた姿が凛々しいですな(^^)
場所を移動。
どことなく沈みがちな表情で餌木をしゃくり続けている「エギンガー」の皆さんの末端に入らせてもらい、実績の高いラインをトレース。
方向を変えながらキャストを繰り返していると、やがて手前まできたデビルエイトがグッとした手応えと共に動かなくなった。
堤防の敷石付近だが、ガチッとした固い感触はなかったので、タコが踏ん張っているのかもしれない。
この方向から引きはがすのは、敷石が邪魔をしていそうなので、数メートル横方向に移動する。
ラインの角度を変えてからリフトすると、ジワーッと持ち上がってきた。

逃げようとするのを手を引っ張られて止められています(笑
唐揚げにするには丁度良いサイズ♪
これで今日の夕飯のおかずとしては充分な量が釣れたが、まだ釣り始めて40分くらいか。
食材確保というよりも、もう少し釣りがしたい(^^;
のんびりと景色を楽しみながら釣りをする。
青く晴れ渡る空と穏やかに凪いだ海との間には、能登半島がうっすらと霞んでいる。
鉄板ラインの周囲を攻め続ける。
根の荒い手前のゾーンと沖目の砂地ゾーンの境界。
大抵ここにはタコが付いているんだけどなぁ。なんとなくここで釣らないとスッキリしない。
そしてようやくそのエリアでムニッときた。
そのままアワセを入れて巻いてくる。
気持ちよくロッドが曲がる。
僕は、遠くで掛けてグイグイと引っ張ってくるこの釣れ方が一番好きだ(^^)

よし、スッキリした!
1杯目を釣った場所がまだ釣れそうな気がするので、もう一度入る。
そして先程と同じラインで・・・

やっぱり居たね♪
「グエエ・・」というデビルエイトの苦しげな声が聞こえてきそうだ(笑
さ、終わろう。
時間にして1時間半ほどの釣行だったけど充分に楽しめた。
家に帰り、タコが皿に盛付けられる頃には子供が学校から帰ってくるだろう。
そして夕飯。
今日はレア仕上げの茹蛸刺しとカルパッチョ。
明日の唐揚げ用の仕込みも終わった。
たこ焼きとタコ飯用の1杯はハン・ソロ状態に冷凍完了。
やっぱ、タコ旨ぇ!
〈タックル〉
ロッド:DAIWA TACORALDAS INF72HB
リール:AbuGarcia RevoBigShooter
ライン:PE6号
Posted by ネオプラMASA at 17:37│Comments(2)
│蛸
この記事へのコメント
こんばんは♪
お♪久しぶりの海、久しぶりのタコですね♪
実はこの前、初めてデビル8を投げてみたんです…
ええ…何も釣れませんでしたよ( ̄ー ̄)
デビル8の使い方教えて下さい(T_T)
お♪久しぶりの海、久しぶりのタコですね♪
実はこの前、初めてデビル8を投げてみたんです…
ええ…何も釣れませんでしたよ( ̄ー ̄)
デビル8の使い方教えて下さい(T_T)
Posted by アズール
at 2013年09月13日 00:33

>アズールさん
どもども♪
久しぶりの海はやっぱり広かったです。当たり前か(笑
デビルエイト・・・多分、タコ居なかったんですよ。そう言ってしまえば元も子もないですね(^^;
群れや回遊待ちの釣りじゃないし、物陰に隠れているなり散歩なり(?)している相手にルアーを見つけさせて手を出させるわけですから、広くランガンした方が効果的なんでしょうねぇ。
タコ釣りは1にポイント2に海況、3から10くらいが無くて11にタックルって感じでいいんじゃないでしょうか(^^;
・・・あまり答えになってないですね。スミマセン(汗
どもども♪
久しぶりの海はやっぱり広かったです。当たり前か(笑
デビルエイト・・・多分、タコ居なかったんですよ。そう言ってしまえば元も子もないですね(^^;
群れや回遊待ちの釣りじゃないし、物陰に隠れているなり散歩なり(?)している相手にルアーを見つけさせて手を出させるわけですから、広くランガンした方が効果的なんでしょうねぇ。
タコ釣りは1にポイント2に海況、3から10くらいが無くて11にタックルって感じでいいんじゃないでしょうか(^^;
・・・あまり答えになってないですね。スミマセン(汗
Posted by ネオプラMASA
at 2013年09月13日 12:07
