2017年07月19日
ライフワーク
いろんな釣りが好きでふらふらとあっちこっち手を出しがちな僕ではあるが、ライフワークと言えるのはやっぱりタコ釣りなのかなぁと思った次第で。
いつも通っている某釣具店が最近やたらと煽るおかげで、どうもタコ釣りの人気に火がついているようだ。いらぬことを(笑
富山ならではの忙しい春シーズンからフラットやキジハタのシーズンが始まり、ひとしきり盛り上がった後、アオリイカ開幕までの空白期間をちょうど良い感じに空気を読んでくれて楽しませてくれるのがタコである。
僕的には、タコが本当に面白いのは秋から春先にかけてのランカーシーズンではあるが、数を釣って楽しみ食卓を彩って楽しむのであれば今の季節が最適なのは間違いないであろう。ホントは秋が1番楽しくて、数サイズ食味ともに爆れるシーズンであるが、その頃はみんなアオリイカに忙しいもんね。
水潮を嫌う傾向が顕著なだけに、梅雨明けがタコ開幕の目安としているが、例年それが明けきらないうちに始めてしまうのが常ではある(^^:
そんな感じでタコのことが気になりだした今日この頃。
庭の菜園で今年初めて植えてみたズッキーニが順調に実をどんどん付けている。このズッキーニって野菜はタコとの相性が抜群。
知り合いから毎年たくさんのズッキーニをいただき、その美味しさにはまっていたのだ。
嫁と収穫したズッキーニの調理法であれこれ話しているときに「そういえばタコってすごく相性良かったよね」という流れに。
ラジャ!ちょっくら仕入れてきます('◇')ゞ
前回の休日。靴の手入れに使うモブレイのデリケートクリームの補充に総曲輪のクリスピンに行ってきた。季節柄、デッキシューズが気になりパラブーツのバースにとても心惹かれたが我慢我慢。同じく切れていたモブレイのスエードヌバック用スプレー(冬場のブーツ類に使い切ってしまい、最近買ったティンバーランドのレザースニーカーの使いおろしに必要だった)とコロンブスブートブラックシュークリームのブラウン(去年からノーメンテ(汗)で履いていたクラークスのレザーサンダル用)を購入。そのあと、同じ並びにあるコーヒー専門店の「まめやコーヒー」に嫁と行ってきた。
僕らはコーヒー中毒夫婦なのであるが、たまたまお店が空いていた時間帯でもあり、マスターとゆっくりコーヒーの話ができてとても勉強になったし楽しかった。もちろんいただいたコーヒーは至福の味であった。いつもは日に何杯も飲むコーヒーだけど、本当に美味しいコーヒーって、一日一杯飲めば満足なんだなぁって改めて思った次第。
さて、そんな一日を終えて、時間が微妙に余った。
夕飯のタコを調達するには時間は充分だ。
車にタコラルダス&ビッグシューターのセットとデビルエイトとタコやんが詰め込まれたボックスを放り込んで出発。
猛暑日にはわずかに届かないまでも、明らかな悪意を持ったかのような殺人的暑さ。
辿り着いた海は、茫洋としつつも酷ま雰囲気を纏っている。
誰もいない堤防をほてほてと歩く。
夕方前に吹く風は強く、沖合の波間には時々ウサギが飛んでいる。
渡ってくるその風は、明らかに夏の熱を帯びたそれであり。まとわりつくような空気の質感。
見上げた空を流されるように飛ぶカモメは、青空に映える白ではなく、まだ幼い幼鳥のグレー。
説得力をもった風景のひとつひとつが、梅雨明けが近いことを如実に物語っているようだ。
このポイントは根がそれほど荒くない場所なので、今日はデビルエイトを投入することはあるまい。
むしろこの強風に立ち向かうために、遠投の効くタコやんが最適であろう。
タコやん3.5号、風にも負けず、さぁ、いってらっしゃい。
おんどりゃ~と気合いとともにフルキャスト。
本命エリアを端からつぶしていく。
底をしっかりととりながらのズル引き。5m進むごとにシェイクとスラックスライドを交互に入れていく。かけ上がりでは1点シェイク。
いよいよ勝負ラインに入ったところで。
中間距離で、グニッときた。
OK、いただき♪
タコ釣り特有、スイープの乗せアワセを入れると、そのまま重さがロッドに乗った。
はい、イタダキ♪
今年もヨロシクね、タコさん。
ちょっと小さいので、食材としてはもう1匹欲しいな。
時間もないのでパッパとテンポよく探っていく。
風がどんどん強くなってきた。ラインがふけるのを考慮してトレースするラインを慎重に選んでいくが、反応がない。
結局さきほどの鉄板ラインに戻ってきた。
やっぱ、ここなのかなぁ、とキャスト。
そして予定調和のごとくズルびいてきたタコやんが止められた。
今の時期としてはまあまあサイズかな。
本日のノルマ達成のめでたい1匹。
さ、とっとと帰ろ。
夕食はタコとズッキーニのラタトゥイユ。パセリをたっぷりと散らすと薫り高くて、とてもヨロシイ。パセリも売ってるのは別に好きじゃないけど、自分で育てた採りたてのはエグ味が全くなくて美味しいのだ。トマトとの相性がとても良く、冷めても美味しい。
あとは定番の茹蛸。ほんの表面だけ火を通し、中はレアに仕上げた刺身仕立て。
やっぱ美味いね、タコは。
昨日。
仕事帰りのちょい釣りでのタコ狙い。
1匹釣ったら帰るルールで向かったのは新規ポイント。
根の入り方や海藻の生え方から、ポイントとしてはまず間違いないであろうと踏んでの出撃。
風がとても強い。
正直、ものすごくやり難い状況ではあるが、せっかくだし少しやってみよう。
砂地ベースで所々に根が入っている。探る方としては、根掛かりの心配も少なくやりやすいポイントだなぁ。
ただ海藻がかなり茂っており、ヌメッとした感触がタコのアタリと似ていてまぎらわしい。
海藻が絡んだ根にタコやんが引っかかった。おそらく掛かっているのはシンカーの部分。
竿をあおってパンッと外す。
その次の瞬間。
ティップに重みが乗った。
よ~し!
アワセを入れるとしっかり乗った感触。
根掛かりを外した瞬間にアタリが出るという、タコではよくあるパターンで掛かった。
新規開拓での1匹だけに嬉しいね♪
あなたには唐揚げになっていただこう。
「サッと行って、サクッと釣って、とっとと帰る。」
僕の好きなちょい釣りのスタイルをコンプリート。
夕方前の太陽は、まだギラギラと強さを持って照り付けている。
湿り気をたっぷりと帯びた潮風が吹く中、車に向かう。
さあ、帰ろう。
ビールが俺を待っている。
〈タックル〉
ロッド:DAIWA TACORALDAS INF72HB
リール:AbuGarcia RevoBigShooter
ライン:PE6号
富山ならではの忙しい春シーズンからフラットやキジハタのシーズンが始まり、ひとしきり盛り上がった後、アオリイカ開幕までの空白期間をちょうど良い感じに空気を読んでくれて楽しませてくれるのがタコである。
僕的には、タコが本当に面白いのは秋から春先にかけてのランカーシーズンではあるが、数を釣って楽しみ食卓を彩って楽しむのであれば今の季節が最適なのは間違いないであろう。ホントは秋が1番楽しくて、数サイズ食味ともに爆れるシーズンであるが、その頃はみんなアオリイカに忙しいもんね。
水潮を嫌う傾向が顕著なだけに、梅雨明けがタコ開幕の目安としているが、例年それが明けきらないうちに始めてしまうのが常ではある(^^:
そんな感じでタコのことが気になりだした今日この頃。
庭の菜園で今年初めて植えてみたズッキーニが順調に実をどんどん付けている。このズッキーニって野菜はタコとの相性が抜群。
知り合いから毎年たくさんのズッキーニをいただき、その美味しさにはまっていたのだ。
嫁と収穫したズッキーニの調理法であれこれ話しているときに「そういえばタコってすごく相性良かったよね」という流れに。
ラジャ!ちょっくら仕入れてきます('◇')ゞ
前回の休日。靴の手入れに使うモブレイのデリケートクリームの補充に総曲輪のクリスピンに行ってきた。季節柄、デッキシューズが気になりパラブーツのバースにとても心惹かれたが我慢我慢。同じく切れていたモブレイのスエードヌバック用スプレー(冬場のブーツ類に使い切ってしまい、最近買ったティンバーランドのレザースニーカーの使いおろしに必要だった)とコロンブスブートブラックシュークリームのブラウン(去年からノーメンテ(汗)で履いていたクラークスのレザーサンダル用)を購入。そのあと、同じ並びにあるコーヒー専門店の「まめやコーヒー」に嫁と行ってきた。
僕らはコーヒー中毒夫婦なのであるが、たまたまお店が空いていた時間帯でもあり、マスターとゆっくりコーヒーの話ができてとても勉強になったし楽しかった。もちろんいただいたコーヒーは至福の味であった。いつもは日に何杯も飲むコーヒーだけど、本当に美味しいコーヒーって、一日一杯飲めば満足なんだなぁって改めて思った次第。
さて、そんな一日を終えて、時間が微妙に余った。
夕飯のタコを調達するには時間は充分だ。
車にタコラルダス&ビッグシューターのセットとデビルエイトとタコやんが詰め込まれたボックスを放り込んで出発。
猛暑日にはわずかに届かないまでも、明らかな悪意を持ったかのような殺人的暑さ。
辿り着いた海は、茫洋としつつも酷ま雰囲気を纏っている。
誰もいない堤防をほてほてと歩く。
夕方前に吹く風は強く、沖合の波間には時々ウサギが飛んでいる。
渡ってくるその風は、明らかに夏の熱を帯びたそれであり。まとわりつくような空気の質感。
見上げた空を流されるように飛ぶカモメは、青空に映える白ではなく、まだ幼い幼鳥のグレー。
説得力をもった風景のひとつひとつが、梅雨明けが近いことを如実に物語っているようだ。
このポイントは根がそれほど荒くない場所なので、今日はデビルエイトを投入することはあるまい。
むしろこの強風に立ち向かうために、遠投の効くタコやんが最適であろう。
タコやん3.5号、風にも負けず、さぁ、いってらっしゃい。
おんどりゃ~と気合いとともにフルキャスト。
本命エリアを端からつぶしていく。
底をしっかりととりながらのズル引き。5m進むごとにシェイクとスラックスライドを交互に入れていく。かけ上がりでは1点シェイク。
いよいよ勝負ラインに入ったところで。
中間距離で、グニッときた。
OK、いただき♪
タコ釣り特有、スイープの乗せアワセを入れると、そのまま重さがロッドに乗った。
はい、イタダキ♪
今年もヨロシクね、タコさん。
ちょっと小さいので、食材としてはもう1匹欲しいな。
時間もないのでパッパとテンポよく探っていく。
風がどんどん強くなってきた。ラインがふけるのを考慮してトレースするラインを慎重に選んでいくが、反応がない。
結局さきほどの鉄板ラインに戻ってきた。
やっぱ、ここなのかなぁ、とキャスト。
そして予定調和のごとくズルびいてきたタコやんが止められた。
今の時期としてはまあまあサイズかな。
本日のノルマ達成のめでたい1匹。
さ、とっとと帰ろ。
夕食はタコとズッキーニのラタトゥイユ。パセリをたっぷりと散らすと薫り高くて、とてもヨロシイ。パセリも売ってるのは別に好きじゃないけど、自分で育てた採りたてのはエグ味が全くなくて美味しいのだ。トマトとの相性がとても良く、冷めても美味しい。
あとは定番の茹蛸。ほんの表面だけ火を通し、中はレアに仕上げた刺身仕立て。
やっぱ美味いね、タコは。
昨日。
仕事帰りのちょい釣りでのタコ狙い。
1匹釣ったら帰るルールで向かったのは新規ポイント。
根の入り方や海藻の生え方から、ポイントとしてはまず間違いないであろうと踏んでの出撃。
風がとても強い。
正直、ものすごくやり難い状況ではあるが、せっかくだし少しやってみよう。
砂地ベースで所々に根が入っている。探る方としては、根掛かりの心配も少なくやりやすいポイントだなぁ。
ただ海藻がかなり茂っており、ヌメッとした感触がタコのアタリと似ていてまぎらわしい。
海藻が絡んだ根にタコやんが引っかかった。おそらく掛かっているのはシンカーの部分。
竿をあおってパンッと外す。
その次の瞬間。
ティップに重みが乗った。
よ~し!
アワセを入れるとしっかり乗った感触。
根掛かりを外した瞬間にアタリが出るという、タコではよくあるパターンで掛かった。
新規開拓での1匹だけに嬉しいね♪
あなたには唐揚げになっていただこう。
「サッと行って、サクッと釣って、とっとと帰る。」
僕の好きなちょい釣りのスタイルをコンプリート。
夕方前の太陽は、まだギラギラと強さを持って照り付けている。
湿り気をたっぷりと帯びた潮風が吹く中、車に向かう。
さあ、帰ろう。
ビールが俺を待っている。
〈タックル〉
ロッド:DAIWA TACORALDAS INF72HB
リール:AbuGarcia RevoBigShooter
ライン:PE6号
Posted by ネオプラMASA at 15:48│Comments(2)
│蛸
この記事へのコメント
お久しぶりです。
タコは以前にちょっとだけやったんですがライトタックルしかなくて遠ざかってたんですが最近、ロッドを買ってやってみたらハマりました。
最近、通っているポイントで知り合った人の話では秋に2kgのタコが上がるそうでそこまで大きいのはいらないんですが今年はタコもやりたいと思ってます。
本当に美味しいターゲットですよね。
タコは以前にちょっとだけやったんですがライトタックルしかなくて遠ざかってたんですが最近、ロッドを買ってやってみたらハマりました。
最近、通っているポイントで知り合った人の話では秋に2kgのタコが上がるそうでそこまで大きいのはいらないんですが今年はタコもやりたいと思ってます。
本当に美味しいターゲットですよね。
Posted by y-kami at 2017年07月19日 22:47
>y-kamiさん
お久しぶりです。
y-kamiさんが参入となれば、タコ戦線がいっそう熾烈なものになるなぁ(笑
相応のタックルがあれば、タコ釣りは俄然楽しくなりますよね。地味そうに見えて、実はそうでない釣りですし。
2キロサイズは僕も最近は釣っていませんが、ポイントによっては狙えますね。1キロくらいが手軽に楽しく食べて美味しいので、僕はそれで充分です(^^;
お久しぶりです。
y-kamiさんが参入となれば、タコ戦線がいっそう熾烈なものになるなぁ(笑
相応のタックルがあれば、タコ釣りは俄然楽しくなりますよね。地味そうに見えて、実はそうでない釣りですし。
2キロサイズは僕も最近は釣っていませんが、ポイントによっては狙えますね。1キロくらいが手軽に楽しく食べて美味しいので、僕はそれで充分です(^^;
Posted by ネオプラMASA at 2017年07月20日 06:31