2013年04月13日
ちょっと、こい
ちょい釣りでコイ。
ちょっと、来い、コイ。なんてね(笑
ちょっと、来い、コイ。なんてね(笑
くだらんシャレですが、釣ってる本人は至って真剣です(^^;
ちょいとばかしの時間でコイ釣り。
用意、撮影(笑)含めて30分あれば充分。
昨日までの低気圧に伴う冷え込みとはうってかわっての暖かな陽気。
春の陽射しが気持ちよく照りつけ、それだけで幸せな気分になる。
ポイントに到着し水中を覗く。昨日の雨で濁りが残っていないかと心配したが、水は澄んでおりひと安心(^^)
コイの姿が見えるが移動中の様子。
大概、こんな移動中のやつはなかなか餌を喰わない。試しに撒き餌のパンを投げてもスルー。通り道に沈めパンを置いてもスルー。やっぱあかんね、こりゃ。
見切りを付けて移動。
いつも居る大将クラスの3匹が今日も居た。
しかし、この方達はさすがに用心深くてなかなかパンを喰わない。撒き餌のパンにも反応をみせない。
熱心に底の泥をつついている。こりゃ沈めパンで喰わせるか。
気配を殺して、そっと餌を投入。
なかなか喰わない。この3匹はいつか釣ったろうと思っているのだが、まだ掛けてはいない。
今日は喰うかなと思ったが、どうも難しいようだ。定位させたパンをさらっと避けられたorz
それでも何かの拍子に喰わないかな、とそのままにしていると、後方からやたらと活性の高そうな奴が泳いできた。
サイズは一回り小さいが、水面に浮かぶ撒き餌パンもためらいなく喰って、やる気満々らしい。
一瞬、浮かせパンで釣ろうかと思ったが、気配を悟られてもいけないので、そのままの体勢で待つ。
そいつは底に沈む仕掛けのパンの存在に気付くと、スーッと近づきパクッといった。
相手の頭の向きとは逆方向に大アワセ。
僕はこのアワセの方向が大切と考えていて、方向が合わないとすっぽ抜ける時がある。
ドバシャッア!!水面が炸裂する。
ギュイーン、ギュイーン!糸鳴りが響く。
これですよ。
弧を描く釣子力1号を支えながら、思わずニタリと笑みがこぼれる。かなり怪しい笑顔になっていることだろう。
取り込み位置までタモを手にして移動。
元気いっぱいの力強い引きをさばいて、空気を吸わせる。
今回からは新しいタモだ。サイズは大きめなので、かなりランディングし易くなった。
1発でネットイン。

62センチ、4.2キロ。
このくらいが釣子力1号で楽しむにはベストなサイズだと思うな(^^)

割と小顔だが体高が張ったナイスプロポーション♪
鈍い金色の魚体が緑に映える。
リリースを終え、少し移動すると群れを発見。
もう一丁、いっとくか。
群れの動きを観察。
ある程度、動きが見えたところで、おそらく群れが移動してくるであろう場所に撒き餌なしの直接沈めパンを投入。
群れは予想通りパンの近くにやってきた。
さて、喰うかな・・・。
身を伏せて待つ。
群れの中でも大型の個体が、水草の陰に定位させたパンを吸い込んだ。
っしゃ!!
アワセを入れるとドバッ!と身を翻した後、一気に走り出した。
竿をたて、竿尻を地面に近づける。竿の持つパワー全開でその引きを受け止める。
強い。
鳴り響く糸鳴りの大きさが先程のやつよりも相手が大きいことを訴えているようだ。
疾走を受け止める釣子力1号がぶち曲がる。
障害物への突っ込みを耐える時は「止まれー!!」と声が出る。
延べ竿でコイと対峙するという魅力が溢れて、コイが水面で炸裂させる水しぶきと共に飛び散るかのようだ。
早いとこケリをつけよう。その方がお互いのためだ。
タモを構える。空気を吸わせて、相手が弱りを見せた瞬間を逃さず強引にネットイン。

この場所にしては、いいサイズだよ、こいつは。

面構えもいいね。

70センチ、5.3キロ。
このクラスになると、引きが格段に強くなり、やり取りもスリリングになる。
たまんねぇ。
リリースを終え、竿を仕舞う。
農作業をしていたオジサンが声をかけてきてくれた。
和やかな会話を交わす。地元の人だけあって、まだ僕の知らないコイの付き場も教えてくれた。
暖かな春の陽射しは人の心も温かくするようだ。
僕はとても嬉しい気持ちになり、オジサンに礼を言って釣り場を後にした。
〈タックル〉
竿:小林重工 釣子力1号
道色:6号
針:Cultiva S-75M 2号
ちょいとばかしの時間でコイ釣り。
用意、撮影(笑)含めて30分あれば充分。
昨日までの低気圧に伴う冷え込みとはうってかわっての暖かな陽気。
春の陽射しが気持ちよく照りつけ、それだけで幸せな気分になる。
ポイントに到着し水中を覗く。昨日の雨で濁りが残っていないかと心配したが、水は澄んでおりひと安心(^^)
コイの姿が見えるが移動中の様子。
大概、こんな移動中のやつはなかなか餌を喰わない。試しに撒き餌のパンを投げてもスルー。通り道に沈めパンを置いてもスルー。やっぱあかんね、こりゃ。
見切りを付けて移動。
いつも居る大将クラスの3匹が今日も居た。
しかし、この方達はさすがに用心深くてなかなかパンを喰わない。撒き餌のパンにも反応をみせない。
熱心に底の泥をつついている。こりゃ沈めパンで喰わせるか。
気配を殺して、そっと餌を投入。
なかなか喰わない。この3匹はいつか釣ったろうと思っているのだが、まだ掛けてはいない。
今日は喰うかなと思ったが、どうも難しいようだ。定位させたパンをさらっと避けられたorz
それでも何かの拍子に喰わないかな、とそのままにしていると、後方からやたらと活性の高そうな奴が泳いできた。
サイズは一回り小さいが、水面に浮かぶ撒き餌パンもためらいなく喰って、やる気満々らしい。
一瞬、浮かせパンで釣ろうかと思ったが、気配を悟られてもいけないので、そのままの体勢で待つ。
そいつは底に沈む仕掛けのパンの存在に気付くと、スーッと近づきパクッといった。
相手の頭の向きとは逆方向に大アワセ。
僕はこのアワセの方向が大切と考えていて、方向が合わないとすっぽ抜ける時がある。
ドバシャッア!!水面が炸裂する。
ギュイーン、ギュイーン!糸鳴りが響く。
これですよ。
弧を描く釣子力1号を支えながら、思わずニタリと笑みがこぼれる。かなり怪しい笑顔になっていることだろう。
取り込み位置までタモを手にして移動。
元気いっぱいの力強い引きをさばいて、空気を吸わせる。
今回からは新しいタモだ。サイズは大きめなので、かなりランディングし易くなった。
1発でネットイン。

62センチ、4.2キロ。
このくらいが釣子力1号で楽しむにはベストなサイズだと思うな(^^)

割と小顔だが体高が張ったナイスプロポーション♪
鈍い金色の魚体が緑に映える。
リリースを終え、少し移動すると群れを発見。
もう一丁、いっとくか。
群れの動きを観察。
ある程度、動きが見えたところで、おそらく群れが移動してくるであろう場所に撒き餌なしの直接沈めパンを投入。
群れは予想通りパンの近くにやってきた。
さて、喰うかな・・・。
身を伏せて待つ。
群れの中でも大型の個体が、水草の陰に定位させたパンを吸い込んだ。
っしゃ!!
アワセを入れるとドバッ!と身を翻した後、一気に走り出した。
竿をたて、竿尻を地面に近づける。竿の持つパワー全開でその引きを受け止める。
強い。
鳴り響く糸鳴りの大きさが先程のやつよりも相手が大きいことを訴えているようだ。
疾走を受け止める釣子力1号がぶち曲がる。
障害物への突っ込みを耐える時は「止まれー!!」と声が出る。
延べ竿でコイと対峙するという魅力が溢れて、コイが水面で炸裂させる水しぶきと共に飛び散るかのようだ。
早いとこケリをつけよう。その方がお互いのためだ。
タモを構える。空気を吸わせて、相手が弱りを見せた瞬間を逃さず強引にネットイン。

この場所にしては、いいサイズだよ、こいつは。

面構えもいいね。

70センチ、5.3キロ。
このクラスになると、引きが格段に強くなり、やり取りもスリリングになる。
たまんねぇ。
リリースを終え、竿を仕舞う。
農作業をしていたオジサンが声をかけてきてくれた。
和やかな会話を交わす。地元の人だけあって、まだ僕の知らないコイの付き場も教えてくれた。
暖かな春の陽射しは人の心も温かくするようだ。
僕はとても嬉しい気持ちになり、オジサンに礼を言って釣り場を後にした。
〈タックル〉
竿:小林重工 釣子力1号
道色:6号
針:Cultiva S-75M 2号
Posted by ネオプラMASA at 18:06│Comments(0)
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