2021年07月03日
ショート
仕事帰りの短時間勝負。
6月30日
すごく久しぶりに仕事帰りに海に寄った。
理由は6月が終わるから。
仕事は相変わらず混んでいるけど、はみ出した分は土日に休日出勤で帳尻あわせればいい。
6月は好きだ。
フラットが本格シーズンだったり、キジハタも盛り上がったり。
楽しい季節ではあるが、3月から5月にかけてに、富山湾特有のホタルイカパターンかたの稚鮎パターンの狂乱シーズンと比べると、派手さにには欠ける。
実際は元気のいい梅雨メバルやちょい投げキスといった魅力に溢れる釣りは山積なんだけど。この梅雨&初夏特有ののんびりした空気感が一番僕を落ち着かせてくれる。
朝マヅメが過ぎてからの、穏やかでゆるゆると、少し湿りけを帯びた空気の質感は心落ち着く。穏やかでありながらも、魚をそれなりに連れてきてくれて、静かた動への切替がドラマチックなのもこの季節なのである。
今年はデイゲーム主体でやっているので、朝マヅメにからむことはないのだが、のんびりロッドを振る時間は、やはり何物にもかえがたい.
海に着いたのは午後7時をとうに過ぎていた。
短時間で掛ける。
魚はそこに居るのは分かっているので、今日のような短時間勝負は、時合いにかけて口を使わせるしかない。
30分。30分だ。
時間限定の勝負は楽しい。
時間帯はプライムタイムなだけに、足首から延髄にせり上がるような、興奮と武者震いが身体を走り抜け、その一走りは、今日の疲れを一瞬で中和していく。
vjをキャスト。
しばらく反応はない。
カマスの反応はあるものの、マヅメが深まるにつれ、遠慮するかのように薄れていく。
ショートバイト。シーバスの反応が出た。
そして、ヒット。
しかし、足元まで寄せ、ランディングネットを開いている時に、ふっさがポロリと外れてのバラシ。
なんてこった。
既に周囲は暗い。
ヘッドライトをセットする。
鉄板ラインにキャスト。
足元までトレースしたvjがひったくられた。
アワセを入れると、しっかりとした重量感。直後にエラ洗いをかまされるが、しっかりとフッキングしている。
よし、大丈夫。ゆくりいこうか。
やり取りに入るが、今日はキープするつもりはない。
ドラグを締めなおし、短時間で勝負を決めよう。
淡水で、特に陸揚げからの耐久性が強い鯉(濡れたタオルにくるめば長時間耐久できちゃう)なんかを相手にしているとわかるけど、釣りあげてからそれなりの処置を施さなければ、魚(特にキャッチまで時間のかかる大型魚)はリリースしても厳しい時がある。鯉ですら注意を払わないと、途端に目つきに力が無くなり弱ってしまう。
僕の本気で獲るときのやりとりは、徹底的に相手を削り、陸揚げ後はひと跳ねもできないくらいなので、なおさらである。
時間は限られている。この魚を獲って今日は終了だ。
一気に寄せる。
足元の中層で、少し弱らせてから、一気に浮かせてネットイン。
よし、獲った。
サイズは52センチ。
小さいけれど、今日を締めてくれる1尾は、どんな場面をも昇華できる喜びを伴っている。
ネットに入れて、時間をかけて蘇生する。そして、相手は悠々と泳ぎ去っていった。
よかった。大丈夫そうだ。
すっきりして帰宅。
さ、今日もビール買って帰ろ。
〈タックル〉
ロッド:Daiwa morethan EXPERT AGS 94LML
リール:Daiwa CERTATE LT5000D-CXH
ライン:SHIMANO PITBULL8+ 1号
リーダー:Seager PremiumMax 3号
すごく久しぶりに仕事帰りに海に寄った。
理由は6月が終わるから。
仕事は相変わらず混んでいるけど、はみ出した分は土日に休日出勤で帳尻あわせればいい。
6月は好きだ。
フラットが本格シーズンだったり、キジハタも盛り上がったり。
楽しい季節ではあるが、3月から5月にかけてに、富山湾特有のホタルイカパターンかたの稚鮎パターンの狂乱シーズンと比べると、派手さにには欠ける。
実際は元気のいい梅雨メバルやちょい投げキスといった魅力に溢れる釣りは山積なんだけど。この梅雨&初夏特有ののんびりした空気感が一番僕を落ち着かせてくれる。
朝マヅメが過ぎてからの、穏やかでゆるゆると、少し湿りけを帯びた空気の質感は心落ち着く。穏やかでありながらも、魚をそれなりに連れてきてくれて、静かた動への切替がドラマチックなのもこの季節なのである。
今年はデイゲーム主体でやっているので、朝マヅメにからむことはないのだが、のんびりロッドを振る時間は、やはり何物にもかえがたい.
海に着いたのは午後7時をとうに過ぎていた。
短時間で掛ける。
魚はそこに居るのは分かっているので、今日のような短時間勝負は、時合いにかけて口を使わせるしかない。
30分。30分だ。
時間限定の勝負は楽しい。
時間帯はプライムタイムなだけに、足首から延髄にせり上がるような、興奮と武者震いが身体を走り抜け、その一走りは、今日の疲れを一瞬で中和していく。
vjをキャスト。
しばらく反応はない。
カマスの反応はあるものの、マヅメが深まるにつれ、遠慮するかのように薄れていく。
ショートバイト。シーバスの反応が出た。
そして、ヒット。
しかし、足元まで寄せ、ランディングネットを開いている時に、ふっさがポロリと外れてのバラシ。
なんてこった。
既に周囲は暗い。
ヘッドライトをセットする。
鉄板ラインにキャスト。
足元までトレースしたvjがひったくられた。
アワセを入れると、しっかりとした重量感。直後にエラ洗いをかまされるが、しっかりとフッキングしている。
よし、大丈夫。ゆくりいこうか。
やり取りに入るが、今日はキープするつもりはない。
ドラグを締めなおし、短時間で勝負を決めよう。
淡水で、特に陸揚げからの耐久性が強い鯉(濡れたタオルにくるめば長時間耐久できちゃう)なんかを相手にしているとわかるけど、釣りあげてからそれなりの処置を施さなければ、魚(特にキャッチまで時間のかかる大型魚)はリリースしても厳しい時がある。鯉ですら注意を払わないと、途端に目つきに力が無くなり弱ってしまう。
僕の本気で獲るときのやりとりは、徹底的に相手を削り、陸揚げ後はひと跳ねもできないくらいなので、なおさらである。
時間は限られている。この魚を獲って今日は終了だ。
一気に寄せる。
足元の中層で、少し弱らせてから、一気に浮かせてネットイン。
よし、獲った。
サイズは52センチ。
小さいけれど、今日を締めてくれる1尾は、どんな場面をも昇華できる喜びを伴っている。
ネットに入れて、時間をかけて蘇生する。そして、相手は悠々と泳ぎ去っていった。
よかった。大丈夫そうだ。
すっきりして帰宅。
さ、今日もビール買って帰ろ。
〈タックル〉
ロッド:Daiwa morethan EXPERT AGS 94LML
リール:Daiwa CERTATE LT5000D-CXH
ライン:SHIMANO PITBULL8+ 1号
リーダー:Seager PremiumMax 3号
Posted by ネオプラMASA at 01:14│Comments(0)
│鱸