2021年06月30日
昼と夜の間で
6月も終わりに近づく。
6月26日
今日の釣りも、
カマスで始まり・・・・
シーバスで締める。
今日はルアーカマスに一定の答えを出しにきた。フラット狙いを挟んでからのマヅメはシーバス。シーバスは前回反応がそれなりに得られたので、バイト1発あるんじゃないかと期待して。
何度かカマス狙いを検証してきたけど、とどのつまりはフッキングに行き着く。反応の良さはワームが群を抜くけれど、群れがたまる一定のエリアを攻め続けるとやはりすれてくるので、ショートバイトの嵐になる。これは近距離だと顕著に出て、ある程度遠距離のたまり場を狙う場合は、チェイス距離の長さと必然的なレンジキープによりがっつりフッキングは容易でもある。
今日はアルカリシャッドをカットしたカマス専用のリグを用意してきた。フッキングはテールフックの割合が多いので、リアにはマス針をセット。
1投目から乗った。引きが強い。カマスじゃない?
手前まできたシルエットは50センチほどのサゴシ・・・・いやカマスだわ。でか。
しかし抜き上げでぽちゃり。
ああ~もったいない。
釣れるは釣れるんだけど、やはりショートバイトが多い。
マス針仕様は思ったよりも効果は得られないかな。今日はアタリは全掛けだ、と鼻息荒く乗り込んだが、あんま変わらん。
ルアーへの反応はとても良いので、今日は100均ルアーをカマスに当てはめる試みを。
まずはメタルバイブ。
デフォのダブルフックは太すぎるので、サイズを落としたものをフッキング重視で外向きにセット。
バッチリだわ。
7gでかつ比重が軽いので、水深がある場合ボトムをとるのに時間がかかるが、反応はよいので遜色なく釣れる。
ちなみにフックの向きを内側にするとフッキング率は当然だがあからさまに落ちる。
そして真打、18gのメタルジグ。
フックはワンダーにデフォでついていた細軸。このフックは刺さりは良いけど弱すぎなので、購入即フック交換した結果、未使用のストックが大量にある。(今はフックは改良されたのかな?ここ10年くらい買っていないのでわからない)
カマスには問題ないので、セットしてきたが、これがとても良い。
めちゃ釣れる。
スレも多いが、いちばん魚を連れてきてくれる。
ダイソーやるやん。一瞬で元は取れます。
タダ巻きや連続ジャークよりも、ワンピッチでスピードを上げずに誘うのが一番効果的であり、キャッチ率は群を抜く。その際のロッド操作は上向きではなく、下向きのジャーク。わずかな違いでも釣果の違いは大きい。
途中でジグサビキを試すも、1匹掛かっただけで後は続かず。
そのかわり、シンカー代わりのジグに何かきたけど、即バレだった。多分キジハタっぽいかな。釣れたら楽しい展開だったけど。
群れの入れ替えがあるのか、今日釣れる個体は前回と比べてサイズはやや大きく、また時間帯によってもまとまって釣れるサイズが違う。
このくらいたっぷり抱卵した太いサイズになると、引き味も楽しめる。
ただし、食味は落ちるので、塩焼きよりも干物にするのがおすすめ。
カマスは予定の30匹を釣ったので、マゴチ狙いに移行。
ジャンゴ22gで一帯をトレース。
いつもなにかしら付いているブレイク。フォールでコツッと明確なアタリ。
きた。これはマゴチだろ。
コツコツと引き込んでいくのに合わせ、少し送り込んでから大きくアワセを入れる。
ロッドに重みが乗り、ヘッドシェイクが始まった。
よ~し、いただき。そう思った次の瞬間に軽くなる。・・・・バレたでないの。
今のはもらったと思ったけどなぁ。千載一遇のチャンスだったのに、なんてこった。でもこのタイミングでのこのアワセでバレるんなら、もうあきらめるしかないわ。
陽に赤みが帯びてきた。
狙いをシーバスに絞る。
相変わらずカマスはあたってくるが、無視してシーバスに集中する。しかし、そんな時に限って、カマスの反応はショートバイトで終わらず、しっかりと乗ってくるという。
前回と同じくらいのタイミングでアタリが出るかなと期待したが、一向にシーバスからの反応はなく・・・ひたすらにカマスが元気である。
陽は落ちた。辺りはゆっくりと光量を落とし始める。
もうしばらくすると、ヘッドライトが必要な時間帯だ。その前にあがるとして、もう少しだけ粘ろう。
そして、撤収の間際で、トレースするvjの動きが乱れた。魚が反応している。
これはいけるかも。
次のキャスト。
すると、同じ位置で、ひったくりバイト。
きた、またもこのタイミングで。
あがりの時間が近づくほど、マヅメは深まりシーバスの活性は上がるのだから、バイトの可能性が増えるのは当然のことなんだけど。こっちにとっては、キャッチすればドラマだし、ばらしたら後に引っぱるし。
結構良い引き。重量感もあり、簡単に水面を割らないところをみると、まあまあのサイズっぽい。
ドラグを緩め、ゆっくりと時間をかけてやりとりする。
水面に見える姿では、70くらいありそうかな。暴れっぷりもよく、釣るにはとても楽しいサイズだ。
緩めたドラグを滑らせ魚は走る。走り終わりに指でスプールを抑えて動きを止める。そして、少しドラグを締める。魚の消耗具合に合わせて少しずつ締めていくことの繰り返し。この合わせ方が合えば、魚は水に溺れるように体力を失い、浮いてくる。
ランディングネットを開いた時には既に辺りは暗くなっていた。
まだ視界のきく光量はあるものの、ヘッドライト欲しいな。
やり取りしているうちに、昼と夜の境界を超えたようだ。
ヘッドライト無しでもいけるが、大事をとって点灯。
魚は既に力を失い、浮いている。ライトを胸元に挟み(レッドレンザーはクリップ付きなので重宝する)、海面を照らして楽々ネットイン。
シーバスらしい、鉄っぽい顔つきがたまらんね。
サイズは74センチ。
よく引いてくれるジャストサイズ。
時間をかけて弱らせただけあって、水揚げ後はほぼ無抵抗。リリース前提の時は、早めにランディングして魚を弱らせないように心がけるが、今日はキープするので、〆&血抜き。
すっかり暗くなった中を引き上げる。
思いがけず撤収が遅くなってしまった。周囲には暗くなってから出勤のシーバスアングラーがちらほら。
さ、今日もビール買って帰って干物作りにいそしもう。
〈タックル〉
ロッド:Daiwa morethan EXPERT AGS 94LML
リール:Daiwa CERTATE LT5000D-CXH
ライン:SHIMANO PITBULL8+ 1号
リーダー:Seager PremiumMax 3号
今日の釣りも、
カマスで始まり・・・・
シーバスで締める。
今日はルアーカマスに一定の答えを出しにきた。フラット狙いを挟んでからのマヅメはシーバス。シーバスは前回反応がそれなりに得られたので、バイト1発あるんじゃないかと期待して。
何度かカマス狙いを検証してきたけど、とどのつまりはフッキングに行き着く。反応の良さはワームが群を抜くけれど、群れがたまる一定のエリアを攻め続けるとやはりすれてくるので、ショートバイトの嵐になる。これは近距離だと顕著に出て、ある程度遠距離のたまり場を狙う場合は、チェイス距離の長さと必然的なレンジキープによりがっつりフッキングは容易でもある。
今日はアルカリシャッドをカットしたカマス専用のリグを用意してきた。フッキングはテールフックの割合が多いので、リアにはマス針をセット。
1投目から乗った。引きが強い。カマスじゃない?
手前まできたシルエットは50センチほどのサゴシ・・・・いやカマスだわ。でか。
しかし抜き上げでぽちゃり。
ああ~もったいない。
釣れるは釣れるんだけど、やはりショートバイトが多い。
マス針仕様は思ったよりも効果は得られないかな。今日はアタリは全掛けだ、と鼻息荒く乗り込んだが、あんま変わらん。
ルアーへの反応はとても良いので、今日は100均ルアーをカマスに当てはめる試みを。
まずはメタルバイブ。
デフォのダブルフックは太すぎるので、サイズを落としたものをフッキング重視で外向きにセット。
バッチリだわ。
7gでかつ比重が軽いので、水深がある場合ボトムをとるのに時間がかかるが、反応はよいので遜色なく釣れる。
ちなみにフックの向きを内側にするとフッキング率は当然だがあからさまに落ちる。
そして真打、18gのメタルジグ。
フックはワンダーにデフォでついていた細軸。このフックは刺さりは良いけど弱すぎなので、購入即フック交換した結果、未使用のストックが大量にある。(今はフックは改良されたのかな?ここ10年くらい買っていないのでわからない)
カマスには問題ないので、セットしてきたが、これがとても良い。
めちゃ釣れる。
スレも多いが、いちばん魚を連れてきてくれる。
ダイソーやるやん。一瞬で元は取れます。
タダ巻きや連続ジャークよりも、ワンピッチでスピードを上げずに誘うのが一番効果的であり、キャッチ率は群を抜く。その際のロッド操作は上向きではなく、下向きのジャーク。わずかな違いでも釣果の違いは大きい。
途中でジグサビキを試すも、1匹掛かっただけで後は続かず。
そのかわり、シンカー代わりのジグに何かきたけど、即バレだった。多分キジハタっぽいかな。釣れたら楽しい展開だったけど。
群れの入れ替えがあるのか、今日釣れる個体は前回と比べてサイズはやや大きく、また時間帯によってもまとまって釣れるサイズが違う。
このくらいたっぷり抱卵した太いサイズになると、引き味も楽しめる。
ただし、食味は落ちるので、塩焼きよりも干物にするのがおすすめ。
カマスは予定の30匹を釣ったので、マゴチ狙いに移行。
ジャンゴ22gで一帯をトレース。
いつもなにかしら付いているブレイク。フォールでコツッと明確なアタリ。
きた。これはマゴチだろ。
コツコツと引き込んでいくのに合わせ、少し送り込んでから大きくアワセを入れる。
ロッドに重みが乗り、ヘッドシェイクが始まった。
よ~し、いただき。そう思った次の瞬間に軽くなる。・・・・バレたでないの。
今のはもらったと思ったけどなぁ。千載一遇のチャンスだったのに、なんてこった。でもこのタイミングでのこのアワセでバレるんなら、もうあきらめるしかないわ。
陽に赤みが帯びてきた。
狙いをシーバスに絞る。
相変わらずカマスはあたってくるが、無視してシーバスに集中する。しかし、そんな時に限って、カマスの反応はショートバイトで終わらず、しっかりと乗ってくるという。
前回と同じくらいのタイミングでアタリが出るかなと期待したが、一向にシーバスからの反応はなく・・・ひたすらにカマスが元気である。
陽は落ちた。辺りはゆっくりと光量を落とし始める。
もうしばらくすると、ヘッドライトが必要な時間帯だ。その前にあがるとして、もう少しだけ粘ろう。
そして、撤収の間際で、トレースするvjの動きが乱れた。魚が反応している。
これはいけるかも。
次のキャスト。
すると、同じ位置で、ひったくりバイト。
きた、またもこのタイミングで。
あがりの時間が近づくほど、マヅメは深まりシーバスの活性は上がるのだから、バイトの可能性が増えるのは当然のことなんだけど。こっちにとっては、キャッチすればドラマだし、ばらしたら後に引っぱるし。
結構良い引き。重量感もあり、簡単に水面を割らないところをみると、まあまあのサイズっぽい。
ドラグを緩め、ゆっくりと時間をかけてやりとりする。
水面に見える姿では、70くらいありそうかな。暴れっぷりもよく、釣るにはとても楽しいサイズだ。
緩めたドラグを滑らせ魚は走る。走り終わりに指でスプールを抑えて動きを止める。そして、少しドラグを締める。魚の消耗具合に合わせて少しずつ締めていくことの繰り返し。この合わせ方が合えば、魚は水に溺れるように体力を失い、浮いてくる。
ランディングネットを開いた時には既に辺りは暗くなっていた。
まだ視界のきく光量はあるものの、ヘッドライト欲しいな。
やり取りしているうちに、昼と夜の境界を超えたようだ。
ヘッドライト無しでもいけるが、大事をとって点灯。
魚は既に力を失い、浮いている。ライトを胸元に挟み(レッドレンザーはクリップ付きなので重宝する)、海面を照らして楽々ネットイン。
シーバスらしい、鉄っぽい顔つきがたまらんね。
サイズは74センチ。
よく引いてくれるジャストサイズ。
時間をかけて弱らせただけあって、水揚げ後はほぼ無抵抗。リリース前提の時は、早めにランディングして魚を弱らせないように心がけるが、今日はキープするので、〆&血抜き。
すっかり暗くなった中を引き上げる。
思いがけず撤収が遅くなってしまった。周囲には暗くなってから出勤のシーバスアングラーがちらほら。
さ、今日もビール買って帰って干物作りにいそしもう。
〈タックル〉
ロッド:Daiwa morethan EXPERT AGS 94LML
リール:Daiwa CERTATE LT5000D-CXH
ライン:SHIMANO PITBULL8+ 1号
リーダー:Seager PremiumMax 3号