遊びごと綴り

１１月も下旬に入った。
初冬は近い。

立山連峰の山々が白くなってしばらくが経つ。

平地もいよいよ目に見えて秋が深まってきたようだ。


シーバスを狙いに行ってイカを持って帰る日々が、このところ続いている。


シーバスは潮の関係もあるのだろうが、一時ほどの反応はなく、ショートバイト程度のアタリを貰って終了が常となった。

その代わりかイカの反応は相変わらず良いようで。エギを投げれば土産は確保できる状態が続いている。

今年は例年になく良いサイズが釣れているのか、僕のシーバス外道イカのみならず、会社の釣りガイキチ親父に昨日釣ったというキロアップの画像と話を５回くらい聞かされた（笑

可愛がっている後輩は「朝から『イカハラ』されました」と言っていたが、上手いこと言うもんだ。

そのほかにも良いサイズはわりと揚がっているようだ。特段、ココロオドルこともないが、一応エギ竿も現場には持っていくという。

そんなことしてるからシーバス釣れんのだ、ということは本人が一番わかってはいますんで（＾＾；



果たして、３日前も、同じような日となった。



波っけのある海はすでに陽が傾き始めていた。

光量を落とし、赤みを帯びた陽の光の中、おっちゃん二人組が楽しそうに餌釣りをしている。

アジの泳がせでヒラメを狙っているらしいが、足元に転がっているのは５０センチほどのシーバス。

「タモないから苦労したちゃ～」

タモを持たずに泳がせをやるのも釣る気があるのかないのか分からんが（＾＾；

「オレがもう少し早く来てたらタモ入れしたのに。で、半身貰ってあげたのに」

なんて冗談を言ったら、初対面１分で仲良くなった（笑


目の前でシーバスのボイル。どうやらカタクチイワシの群れが入っているらしく、それをベイトに浮いてきているらしい。

と言うのも、おっちゃん達が餌にと釣っているコアジに混じってカタクチがいるので答えの話が早いのだ。

「あんちゃん！あいつらコレ喰っとるのだ、コレ！」

わかったわかった、ありがと、わかったよ。それよりも餌のコアジが潜っていかないけど大丈夫？

「ありゃ～、ホントや・・・はよ潜らんかい！」


暗くなるまで・・と思いながら投げていたエメラルダスラトル３号に乗った。




あら、かわいい。
１２センチの刺身サイズ。
いいね～、久しぶりに美味いイカ刺しが喰えそうだ♪


「あんちゃん！オラ達イカ釣りたかったんや！いいの～」

「お～そうかい。デカいやつ残してあるから安心しられ～。けどその針でイカ掛かるかい？」

「いいが、いいが～。なんかすりゃ掛かるちゃ～」

よく分からない答えを返しながら、「なら頑張られ～」とおっちゃん達は帰っていった。釣らんのかい（＾＾；



マヅメが迫ってくるのつれ、釣り人の姿が増えてきた。


反応を得ようとエギをサイズを２．５号に落とす。

ベイトサイズには合っている晩秋パターンなのだが、これも反応なし。

３号に戻す。底付近を跳ね上げないような横ダートでネチネチ攻めようとダートマックス投入。

答えは１発だった。



アクション直後にコツッ！という明確なイカパンチ。

そのままフォールさせるとモヤッとした感触。

よし乗った！とアワセを入れてのドンッ♪




気持ちいい出方と引きをしてくれた（＾＾）
サイズは２３センチ。
さっきのとは違って晩秋らしいサイズだね。


そろそろやるか、陽も暮れてきたし。

シーバス狙いに切り替えてからは、これもいつもの通り、ショートバイト２回で終了。

見上げれば煌々と光る満月。

月がこうなのは分かっていたけど、やっぱり厳しかったね。

結局今日も土産のイカをぶら下げての帰り道。




〈タックル〉
ロッド ： OLMPIC　NuovoCalamarettiBIANCO862MH
リール ：　SIMANO STRADIC CI4+2500HGSDH
ライン ： GOSEN DONPEPE8 0.6号
リーダー ：　KUREHA SeagerAce 1.75号





１１月１８日


入善扇状地マラソンに出場してきた。

ハーフマラソンの部で僕にとっては初レース。



寒い中のレースを覚悟していたが、当日は晴天に恵まれ、風もなくこのうえないコンディション。

さんざん先輩方から聞かされていたように、レースになるとアドレナリン全開でついつい序盤から突っ込みそうになるのを必死にこらえながら、ほぼ予定どおりのペースメイクが出来た。

最後まで快適に走ることができ、当初の目標は１時間５０分だったが、結果は１時間４５分を切ることが出来た。これは自分では予想もしていなかったタイムで、師匠からはペースメイクも含めて初レースとしては完璧！と太鼓判を頂いた♪
でも、「ここでなんらかの失敗をした方が良い経験にもなったのに（笑」とも言われた（＾＾；




ジャンボール３世と記念撮影。
右側でドヤ顔の僕だが、左の２人は僕からするとアホみたいに早いのだ。



記念品で貰ったジャンボール３世デザインのゼッケン止め。
ジャンボール推しすごい。けど果たしていつ使お？




一昨日、紅葉を見に呉羽山に行ってきた。



茶室円山庵にて一服。




こじんまりとしているが、庭がとても素晴らしい。
池に泳ぐのが、錦鯉や金魚ではなくマブナってところも素晴らしい。




抹茶をいただく至福の時。
綺麗に見える立山連峰と紅葉を眺めながらいただくこの贅沢。




紅葉と柿。
ベタ過ぎる、絵にかいたような秋が、堂々と広がっていた。