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2018年11月11日

外道(大)

シーバス狙いで、ちょっとだけ夕マズメの海へ。

一昨日、陽が落ちた頃。

風が強く吹いている。今日は厳しいかなと思いつつも、足が向いた海に近づくにつれ、その風は気にならない程度に力を失っていた。

車を停めて、海岸線に出る。

全然いけるじゃないですか~。雨が弱く漂うように降っているものの、濡れ鼠になるほどでもなく。いそいそとウエーダーを履いて入水。


キャストを初めて20分ほど経過。

雰囲気はあるもののアタリはない。しかも波がやや高くなってきた。前回同様、ウエーディングは諦めて場所移動。


堤防ポイントに到着。

波は次第に高くなってきたようで、水面は良い感じに波立っている。

いつものようにグースをキャスト。


すると反応は1投目からいきなりきた。

前回と同じ、手前までトレースしてきたグースの背中が水面から出そうになる位置でコーンッ!と引ったくりバイト。

同時に水面が割れる。しかし次の瞬間にはフックアウト。


ああ、即バレかよ・・・。多分50ちょいくらいのサイズだったと思うけど、残念。

でも幸先良いっちゃ良いわね。俄然やる気が出てきた。


潮は強く流れている。ゴミが手前に溜まるようで、ルアーがそれを拾ってしまうのが少しストレスだったが、ほどなくどこかへ消えていった。

暗闇を時おり白い影が横切っていく。おそらくはカモメで、波間に漂う黒い影はウミウだろう。

その存在を忘れさせないように風が吹き始めるが、釣りを邪魔するつもりはないようで、ほどなく止む。



中間距離でグースの動きが止められるようなアタリ。

アワセを入れるとグーーッとスパンの長い引きでラインが出ていく。

よし、喰った!

ロッドで相手の引きをためると、ラインの出はすぐに止まった。

切れのないスローな引き。シーバスじゃないな、こりゃ・・・ってか、アレで間違いないな。


手前までなんあく寄ってきた。水面を照らすと魚の影はそこになく・・・、ゆらゆらと波間に漂うのをなんなくネットイン。



外道(大)
ハハハ、やっぱりアンタだったか(笑
しっかりグースがフッキングしてんじゃん。
でも、なんかデカくない!?



外道(大)
胴長25.5センチ、903グラム。
富山の秋イカにしちゃ良いサイズだよね。
外道は外道、全くの外道なんだけど(^^;


このグースってシーバスミノー。
なぜかアオリイカの反応が良い。ミノーにイカがちょっかいを出してくるのは珍しいことではないけれど、このグースはその確率が他のミノーに比べて高い。これは昔仲間内でもよく話題になっていた。
「テールフックをカンナに変えたら、普通にアオリ釣れるんじゃね?」なんて。
内臓ウエイトの音鳴りがあるルアーだから、その音にイカが反応してんのかな、とも思ったりもするが、ホントのとこはどうなんだろね。とにかくこのルアーで今までも何杯もアオリは釣ってきたし、乗らないだけでアタリの数はかなり多い。
トレブルフックのフッキング率もあるのだろうが、掛かるのは大抵良型。でもこのサイズは初めてだなぁ(^^;



外道(大)
非常に無念そうな目をしてらっしゃる。
そうだよね、どうせ釣られるんなら、ちゃんと自分のために存在しているエギが良かったよね。
ゴメンな、こっちもわざとじゃないのよ(汗


何はともあれ、僕が釣ったアオリイカでは最大サイズなのだが(春イカはやらないので)、外道だけに特に感動もなく微妙な感じ・・・。でも食材としては、とても嬉しい(^^;



その後、相変わらず釣れそうな雰囲気は満ちており。

チェイスする感触が時々ある。アオリらしきアタリもあるが、これは気にしない。

流れががっつり効いている方向を重点的にキャストを続けると・・


ゴツッと硬いアタリがあり、ラインが一気に出された。

ロッドをためてラインの出が止まるのを待つと、首を振られてフックアウト・・・orz

ああ、バレタ・・・今のは・・デカかったよ、多分。

何もする間もなくバレたので対処を間違えたわけではないと自分を慰めてみる(涙

多分、80くらいはあったんじゃないかなって重量感だったけど、姿は見てないので「逃した魚はデカかった」ってことで。

最近はシーバスに限らず、喰わせるまでが僕の釣りの中ではかなりの大部分を占めるようになっており、本来いちばん楽しいはずの魚とのファイトの部分は以前ほど執着が無くなっているのは事実。これは自分でも意外に思うほどで。
いや、バラしたらバラしたで悔しいよ。悔しいは悔しいけど、それは昔ほどではなく、自分のルアーを喰わせた段階でかなり僕は満足しちゃっており。でも、餌釣りの場合はそれは無いのよ。その場合は、ハリスの太さだったり仕掛けのバランスだったり、生エサを使ってるぶん喰わせてからの占める部分はやはり大きい。この感覚はルアーの時に限っての事なんだけど。
そんな感覚って、ありませんか?



残念なんだけど、この良い状況で喰わせられたことに満足して今日の釣りは終了。1時間半ほどの釣りだったけど、充実してたな。終わってみれば、イカよりもバラシの方が悔しい結果に終わったけど、釣りとしてはとても満足しているよ。




〈タックル〉
ロッド:UFMウエダ CPS-902EX-ti
リール:Daiwa CERTATE2500
ライン:GOSEN DONPEPE8 0.8号
リーダー:SEABASS SHOCKLEADER NYRON20lb





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Posted by ネオプラMASA at 00:05│Comments(0)烏賊
 
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