2015年03月04日
用水ヤマメ
3月だね。
渓流釣りが解禁ですな。
きっと川沿いの雪の上にはいくつもの足跡が記されていることだろう。
今年はちょっと渓流に力を入れてみようと思っている。
マス族は凛々しいな。
この季節、海へ下るヤマメが間違って入ってくる用水が結構ある。用水路への迷入って言うらしいけど、そんな用水が僕の釣りエリアにもあった。まだ高校生の頃だから自宅から自転車で行ける範囲内っていう意味で。
その用水はいかにも魚が潜んでいる雰囲気がムンムンだけど、所詮用水だろと半信半疑でいた。しかしある日、親友のナオちゃんがとうとうそこで竿を出した。さすがキ○ガイ。そしてニジマスを釣っちゃうという結果まで出してしまった。気を良くしたナオちゃんは近くでもっと良さげなポイントを見つけヤマメが釣れたと共に、実はそこは昔からヤマメ狙いで地元の人に慣れ親しまれた場所だったというお話。
その場所は今も季節になれば時々訪れ、ルアーを投げて遊んでいる。ただここ数年はご無沙汰だったが。
実家に行くついでにふと思い立ち、久しぶりにそのポイントに寄ってみた。
以前と変わりない釣り場の様子。
釣り人は入っているらしく、実績の高い立ち位置には目印のように石が置いてある。ハハハ、見る人が見れはバレバレだ(笑)
寄り道なことだし1匹だけ釣ってくか、とトランクからタックルを取り出す。
まずはシュガーディープを付けてキャスト。
強い流れが複雑に絡み合っていて、その流れの境い目でバイトがあるんだけど反応なし。
夕方になればライズもあるしレンジも上がるから釣りやすくなるけど、今は多分魚がいるレンジにルアーを通せていない。
スプーンにチェンジ。
ピュアの3.5g。
数投目で流芯脇の反転流で引ったくりバイト!
水中に銀色に輝く魚体が踊っている。流れを受けながら上がってくるのをバラさないよう慎重に寄せる。
銀毛が眩しい用水ヤマメ。
久しぶりだな(^^)
以前はこのヤマメが何者なのか知りたくていろいろ調べたことがあった。
季節になると現れて、どれも揃って銀毛した個体。パーマークが綺麗なお馴染みの姿とは違い、体型も細長く明らかに渓流で釣れるものとは雰囲気が違う。降海型にしてはサイズが20センチから30センチと大きいようにも思う。昔は赤い朱点が鮮やかな銀毛アマゴもよく釣れたが今は釣れなくなった。しかも釣れるのは用水。一体あんた達何者なんだ?
本やネットはもちろん、富山県水産試験場にお願いしてサクラマス関連の論文も読ませていただいた。これがとても興味深く面白い。それによって、以前は釣れた銀毛アマゴが消えた理由がわかったし、それに伴い潜在するサクラマス資源の問題も知った。
結果、僕はこのヤマメは水量餌共に豊富な本流で育った擬似銀毛ではなく、降海型特有の細長い体型に背ビレの先端が黒くなっている特徴から海へ下る個体が用水に迷入したものと考えている。
1匹釣ったので予定通りに終了。
久々に訪れたこのポイントと出会えた魚に満足した。
そもそも寄り道しての釣りだから、とっとと切り上げないとね(^^;
〈タックル〉
ロッド : SKAGIT DESIGNS SUSPEND SP-660HQ
リール : ABU Cardinal33
ライン : VARIVAS SUPER TROUT 4lb
きっと川沿いの雪の上にはいくつもの足跡が記されていることだろう。
今年はちょっと渓流に力を入れてみようと思っている。
マス族は凛々しいな。
この季節、海へ下るヤマメが間違って入ってくる用水が結構ある。用水路への迷入って言うらしいけど、そんな用水が僕の釣りエリアにもあった。まだ高校生の頃だから自宅から自転車で行ける範囲内っていう意味で。
その用水はいかにも魚が潜んでいる雰囲気がムンムンだけど、所詮用水だろと半信半疑でいた。しかしある日、親友のナオちゃんがとうとうそこで竿を出した。さすがキ○ガイ。そしてニジマスを釣っちゃうという結果まで出してしまった。気を良くしたナオちゃんは近くでもっと良さげなポイントを見つけヤマメが釣れたと共に、実はそこは昔からヤマメ狙いで地元の人に慣れ親しまれた場所だったというお話。
その場所は今も季節になれば時々訪れ、ルアーを投げて遊んでいる。ただここ数年はご無沙汰だったが。
実家に行くついでにふと思い立ち、久しぶりにそのポイントに寄ってみた。
以前と変わりない釣り場の様子。
釣り人は入っているらしく、実績の高い立ち位置には目印のように石が置いてある。ハハハ、見る人が見れはバレバレだ(笑)
寄り道なことだし1匹だけ釣ってくか、とトランクからタックルを取り出す。
まずはシュガーディープを付けてキャスト。
強い流れが複雑に絡み合っていて、その流れの境い目でバイトがあるんだけど反応なし。
夕方になればライズもあるしレンジも上がるから釣りやすくなるけど、今は多分魚がいるレンジにルアーを通せていない。
スプーンにチェンジ。
ピュアの3.5g。
数投目で流芯脇の反転流で引ったくりバイト!
水中に銀色に輝く魚体が踊っている。流れを受けながら上がってくるのをバラさないよう慎重に寄せる。
銀毛が眩しい用水ヤマメ。
久しぶりだな(^^)
以前はこのヤマメが何者なのか知りたくていろいろ調べたことがあった。
季節になると現れて、どれも揃って銀毛した個体。パーマークが綺麗なお馴染みの姿とは違い、体型も細長く明らかに渓流で釣れるものとは雰囲気が違う。降海型にしてはサイズが20センチから30センチと大きいようにも思う。昔は赤い朱点が鮮やかな銀毛アマゴもよく釣れたが今は釣れなくなった。しかも釣れるのは用水。一体あんた達何者なんだ?
本やネットはもちろん、富山県水産試験場にお願いしてサクラマス関連の論文も読ませていただいた。これがとても興味深く面白い。それによって、以前は釣れた銀毛アマゴが消えた理由がわかったし、それに伴い潜在するサクラマス資源の問題も知った。
結果、僕はこのヤマメは水量餌共に豊富な本流で育った擬似銀毛ではなく、降海型特有の細長い体型に背ビレの先端が黒くなっている特徴から海へ下る個体が用水に迷入したものと考えている。
1匹釣ったので予定通りに終了。
久々に訪れたこのポイントと出会えた魚に満足した。
そもそも寄り道しての釣りだから、とっとと切り上げないとね(^^;
〈タックル〉
ロッド : SKAGIT DESIGNS SUSPEND SP-660HQ
リール : ABU Cardinal33
ライン : VARIVAS SUPER TROUT 4lb
Posted by ネオプラMASA at 12:35│Comments(0)
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