2011年06月30日
マブ?ヘラ?
今日もフナ釣り♪
6月29日
日差しが照りつければ日中の最高気温が35度を超える日がチラホラと出てきた。今日も日が出たり陰ったりだが気温はかなり上がりそうだ。毎年のことながら湿度たっぷりジメジメの暑さには閉口する。
今日は午前中に所用があったが、それを済ませて釣り場へ向かう。正午前に到着。
風がやや強い。流れも少しあるようだ。でも仕掛けが流れるほどの強さでもない。
エサを打ち返しているとウキに触りの反応が出始める。魚が寄ってきたようだ。
前回までとは違い、エサを振り込むと待ってましたとばかりに水面近くに飛び交うジャミの姿は見えない。
ウキがなじむ前におかしな動きが出たので合わせると乗った。

幸先良く1尾目のマブナ登場♪
バラケをつけた上針に掛かっている。ルアーなら着水からのフォールで喰わせたってなるんだろうが、フナの場合はこういう時なんて言うんだろ(笑
もっともエサが定着する前に喰っちゃってるんだから、それをコントロールできてないって事でマイナスのような気もするが(^^;
魚はかなり寄ってるみたいだ。コンスタントに釣れてくるし、スレも混じる。上針と下針の段差を縮めた方が良いのかな!?
エサを両ダンゴに変える。おそらくこれからの展開は1投ごとに反応があるはずなので、いかに空振りを抑えてフッキングの確率を上げるかが釣果を左右していく。
今日もエサの配合具合で反応の出方が違う。微妙なんだけど、やっぱフナにも好みがあるらしい(笑
モヤモヤとした動きの後、押さえ込むようにウキが水中に入る。
アワセを入れるとズッシリとした手応え!
お、良型きた!?
直後、突っ込みを見せた魚が竿を大きく絞り込む。右へ左へ走ってはその度に竿が満月の弧を描く。なかなか浮いてこない。
いいサイズじゃないの~、コレ。楽しい~♪
ちょっと無理をするとハリスを飛ばされそうなので慎重にテンションを掛けながらやりとりする。
竿を持つ右手が疲れてきたので、左手を添え両手で応戦。
空気を吸わせ観念した表情を浮かべた魚をネットイン。
重っ!(笑

いいサイズのマブナ(^^)
鱗の艶に迫力があります。
スケールを持ってなかったので、ラインを全長幅でカットして帰宅後に測ったら38.7センチあった。次は40オーバーを狙おうかな。

なんか大福とか甘いものが好きそうな。人の良さそうな顔してます(笑
癒されるわ~(^^)
この後も釣れ続く。
空振りも多いがヒット率も少しずつ高まってきたかな。
しかし35センチクラスのやつとまともに引き合う事を数匹繰り返せば、いい加減腕が疲れてくる。
右腕の前腕に乳酸たまってるわ。
もっとも使ってる竿が万能竿なので、魚の引きを吸収しきれず余計に腕に負担がかかるんだろうなぁ。ますますヘラ竿が欲しくなる(^^;
良型の引きは確かに強いが、24,5センチくらい(鮒釣りの世界では8寸と言った方がいいのかな!?)の元気の良い若者クラスの奴は引きは面白い。パワーもあるがそれにスピードが伴って、シャープないい引きをする。やっぱどの世界も若者が頑張らんとな(笑

とりわけ体色が金色の強い魚。
キンブナなのかギンブナなのか何者なのか。フナは体色の個体差が大きいらしいので、この魚がなんなのかは分からないが、やたらと金色の強い個体だった。
時刻は14時を過ぎて釣りも終わりに近づいた頃。
ツンッと入ったウキに合わせると一気に魚が沖へ走り竿がのされそうになる。
おお~やばいやばい!と必死で竿の角度を保って堪えると意外に早く相手は諦めたようで、水面に顔を出してコチラに引き寄せられてきた。
その顔を見ると・・・あれ?ヘラじゃね!?

なんかヘラっぽいんだが。
頭が小さくて盛り上がった体高。

マブナに比べ唇も薄くて口の出る角度が下向きじゃなく前方(画像じゃわかりにくいが)。
目の位置も口吻に対し低い位置。放流が行われている釣り場の個体と比べるとヘラとしての特徴は際立っていない気もするが・・。
先程のマブナと比べてみると・・・

違う人だよねぇ(笑
「合いベラ」「半ベラ」なんつってへら師達はマブナとヘラブナの交雑種をそう呼ぶが、果してそんな魚居るんかいな?といろいろ調べてみた。
そういう魚が居るんであれば、ここで釣れるマブナ達はそれっぽいと思い。
結論から言うと、ギンブナとヘラブナは染色体が3倍体と2倍体の違いから交雑はありえないらしい。
キンブナはどうなのかといえば、中にはオオキンブナとヘラブナの交雑が合いベラと書いてあるものもある・・。
交雑があり得るならばそれっぽい気もするが、単にこの地域独自の特色を持ったギンブナの気がしないでもない。だって釣れてくる小さいサイズはもろギンブナなのだから。
解剖して調べるとはっきりするらしいが、そこまではいいや。
それにしても最後の魚はヘラブナっぽい。
「富山の川と湖の魚たち」(田中晋 編著、1993年、シーエーピー)によると、この場所にはゲンゴロウブナ(ヘラブナ)の生息は記録されていない。もっとも20年近く以前の記録であるから、その後定着したのかもしれない。
ヘラ師の間ではヘラは価値があってマブナや合いベラと呼ばれるやつは価値がないらしい。おそらくはヘラの方がアワセをとるのもテクニカルだからなんだろうが、私はでかいマブナにも非常に魅力を感じているし、なによりマブナは私の竹馬の友でもあるので大切な魚なのだ。
たしかにシーバス狙いで釣れるウグイにはがっかりすることはあるけれど(^^;
基本、「釣れる魚に貴賤無し」のスタイルでやっていきたいな~。
日差しが照りつければ日中の最高気温が35度を超える日がチラホラと出てきた。今日も日が出たり陰ったりだが気温はかなり上がりそうだ。毎年のことながら湿度たっぷりジメジメの暑さには閉口する。
今日は午前中に所用があったが、それを済ませて釣り場へ向かう。正午前に到着。
風がやや強い。流れも少しあるようだ。でも仕掛けが流れるほどの強さでもない。
エサを打ち返しているとウキに触りの反応が出始める。魚が寄ってきたようだ。
前回までとは違い、エサを振り込むと待ってましたとばかりに水面近くに飛び交うジャミの姿は見えない。
ウキがなじむ前におかしな動きが出たので合わせると乗った。
幸先良く1尾目のマブナ登場♪
バラケをつけた上針に掛かっている。ルアーなら着水からのフォールで喰わせたってなるんだろうが、フナの場合はこういう時なんて言うんだろ(笑
もっともエサが定着する前に喰っちゃってるんだから、それをコントロールできてないって事でマイナスのような気もするが(^^;
魚はかなり寄ってるみたいだ。コンスタントに釣れてくるし、スレも混じる。上針と下針の段差を縮めた方が良いのかな!?
エサを両ダンゴに変える。おそらくこれからの展開は1投ごとに反応があるはずなので、いかに空振りを抑えてフッキングの確率を上げるかが釣果を左右していく。
今日もエサの配合具合で反応の出方が違う。微妙なんだけど、やっぱフナにも好みがあるらしい(笑
モヤモヤとした動きの後、押さえ込むようにウキが水中に入る。
アワセを入れるとズッシリとした手応え!
お、良型きた!?
直後、突っ込みを見せた魚が竿を大きく絞り込む。右へ左へ走ってはその度に竿が満月の弧を描く。なかなか浮いてこない。
いいサイズじゃないの~、コレ。楽しい~♪
ちょっと無理をするとハリスを飛ばされそうなので慎重にテンションを掛けながらやりとりする。
竿を持つ右手が疲れてきたので、左手を添え両手で応戦。
空気を吸わせ観念した表情を浮かべた魚をネットイン。
重っ!(笑
いいサイズのマブナ(^^)
鱗の艶に迫力があります。
スケールを持ってなかったので、ラインを全長幅でカットして帰宅後に測ったら38.7センチあった。次は40オーバーを狙おうかな。
なんか大福とか甘いものが好きそうな。人の良さそうな顔してます(笑
癒されるわ~(^^)
この後も釣れ続く。
空振りも多いがヒット率も少しずつ高まってきたかな。
しかし35センチクラスのやつとまともに引き合う事を数匹繰り返せば、いい加減腕が疲れてくる。
右腕の前腕に乳酸たまってるわ。
もっとも使ってる竿が万能竿なので、魚の引きを吸収しきれず余計に腕に負担がかかるんだろうなぁ。ますますヘラ竿が欲しくなる(^^;
良型の引きは確かに強いが、24,5センチくらい(鮒釣りの世界では8寸と言った方がいいのかな!?)の元気の良い若者クラスの奴は引きは面白い。パワーもあるがそれにスピードが伴って、シャープないい引きをする。やっぱどの世界も若者が頑張らんとな(笑
とりわけ体色が金色の強い魚。
キンブナなのかギンブナなのか何者なのか。フナは体色の個体差が大きいらしいので、この魚がなんなのかは分からないが、やたらと金色の強い個体だった。
時刻は14時を過ぎて釣りも終わりに近づいた頃。
ツンッと入ったウキに合わせると一気に魚が沖へ走り竿がのされそうになる。
おお~やばいやばい!と必死で竿の角度を保って堪えると意外に早く相手は諦めたようで、水面に顔を出してコチラに引き寄せられてきた。
その顔を見ると・・・あれ?ヘラじゃね!?
なんかヘラっぽいんだが。
頭が小さくて盛り上がった体高。
マブナに比べ唇も薄くて口の出る角度が下向きじゃなく前方(画像じゃわかりにくいが)。
目の位置も口吻に対し低い位置。放流が行われている釣り場の個体と比べるとヘラとしての特徴は際立っていない気もするが・・。
先程のマブナと比べてみると・・・
違う人だよねぇ(笑
「合いベラ」「半ベラ」なんつってへら師達はマブナとヘラブナの交雑種をそう呼ぶが、果してそんな魚居るんかいな?といろいろ調べてみた。
そういう魚が居るんであれば、ここで釣れるマブナ達はそれっぽいと思い。
結論から言うと、ギンブナとヘラブナは染色体が3倍体と2倍体の違いから交雑はありえないらしい。
キンブナはどうなのかといえば、中にはオオキンブナとヘラブナの交雑が合いベラと書いてあるものもある・・。
交雑があり得るならばそれっぽい気もするが、単にこの地域独自の特色を持ったギンブナの気がしないでもない。だって釣れてくる小さいサイズはもろギンブナなのだから。
解剖して調べるとはっきりするらしいが、そこまではいいや。
それにしても最後の魚はヘラブナっぽい。
「富山の川と湖の魚たち」(田中晋 編著、1993年、シーエーピー)によると、この場所にはゲンゴロウブナ(ヘラブナ)の生息は記録されていない。もっとも20年近く以前の記録であるから、その後定着したのかもしれない。
ヘラ師の間ではヘラは価値があってマブナや合いベラと呼ばれるやつは価値がないらしい。おそらくはヘラの方がアワセをとるのもテクニカルだからなんだろうが、私はでかいマブナにも非常に魅力を感じているし、なによりマブナは私の竹馬の友でもあるので大切な魚なのだ。
たしかにシーバス狙いで釣れるウグイにはがっかりすることはあるけれど(^^;
基本、「釣れる魚に貴賤無し」のスタイルでやっていきたいな~。
Posted by ネオプラMASA at 15:15│Comments(0)
│鯉、鮒