2020年06月09日
入魂の儀
新しいロッドを買った。
で、入魂の儀である。
で、入魂の儀である。
5月29日
もう5月も終わる。
そろそろシーバスよりもフラットフィッシュが気になる頃であり、ひとつの切り替えの季節でもある。
春シーズンはさすがにホタルイカやら稚鮎やらのベイトも豊富で、シーバスも比較的イージーに釣れる季節ではあるが、それもひと段落すると、そうは甘くない日もちらほらしてくる頃であり。
げんきんなもので、シーバスの反応が少なくなるにつれ、周囲の釣り人の姿も眼に見えて少なくなっていくのだが、のんびり釣りをしていたい僕としてはその方がありがたく。
たとえ釣れていなくとも、ゆっくりストレスなく釣りを出来る方が好きな僕であるから、この季節は1年でもっとも心穏やかになれる時なのかもしれない。
寒さを気にすることもなく、穏やかな水面にウグイやボラのもじりが波紋を広げ、それがマヅメであろうとも、ゆるゆると流れる時間に包まれるこの季節は、やはりとても贅沢な時間であるのだ。
零時半に着いた海には、釣り人の姿がいっときほどでなないまでもちらほら見える。
その中に、見慣れた姿があり、それはS1さんであった。
S1さんは僕の勤める会社の上司であり、僕と同じく、釣りについてはキ〇ガイ、ガイ〇チ、クレ〇ジーな釣り人であり(誉め言葉です)、その腕も確かなものだ。S1さんと僕は、弊社の釣りにおける2トップと勝手に自負している(笑
「お疲れっす!どうっすか?」
「1発アタリあったよ~」
並んで釣り開始。
今日は特別な日で、新しいロッドの初陣なのである。
テンリュウ : パワーマスターサンドウォーカー9102S-ML
フラット用にはラフサーフ88を持っているが、少し長めのやつが欲しかったのだ。
でもガチガチこん棒タイプは好みではなく、シーバスにも遜色なく使え、フラット狙いには当然ジャストでありつつも、フクラギやサワラ程度のライトショアジギにも使える、「ちょうどいい塩梅」な柔らか強いのが欲しかったのだ。
キンキンパッツパツでなくて、多少だるくとも掛けたらちゃんと曲がるやつ。
強めのシーバスロッドって選択もありだったけど、そこはあれだ、気分も乗せたいし。フラット用って名乗ってほしい(^^;
で、いろいろ触ってみた結果、上記のロッドにいきついたわけで。
ネーム部分に「for Seabass&Flatfish Game」なんて気の利いたことも書いてあったりするのだが、デザインはさすがのテンリュウだけあって・・・
地味・・もとい、質実剛健、喉元への逆水平と容赦ない顔面蹴りで輪島大士を追い詰めるプロレスはあの前田日明をも驚嘆させたぜレボリューション!・・・って天龍違いでした。すんません。
しかし、体重の乗ったパワーボムからの押さえ込みは、まさにこのロッドを体現するかのような曲がりであり、奇をてらわない武骨さが光るそれは、やはり天龍テンリュウ、サンダーストームがどこからか聞こえてくるのである。
そして西陣織のカーボンパイプがフロントグリップとジョイント部にあしらわれているが、こだわりの意匠だけあって一目で惹きつけられ・・・・・ってか地味でよくわからん。
よく見るとレトロフューチャー的デジタルなデザインであるが、言われないと分からない存在感。
だからどうした的なその存在感であるが、開発秘話、及びそのコンセプトを読むと・・・いや~こういうの嫌いでないよ。むしろ好きかも。
まぁとにかく。
このロッドは、メーカーの説明にもあるとおり、サーフ全般の万能竿といっても良い仕様だと思う。
特に富山の釣りで使うには、ちょうど良いアクションじゃないかな。
万能竿、大好き♪
1人よりも2人の方が効率は良い。
異なる攻め方で釣りを展開した方が目指す答えに近いのは明白で。
ありがちなのは、グループで来ても同じ種類のルアーで同じ釣りを展開してるってのだが、それではかえって効率は悪く。
僕もS1さんも基本ソロアングラーであるが、一緒に釣る時は、いつもお互い違う攻め方で答えを模索する。
やはりいっときよりも反応は薄いが、それでも30分に一度のペースで反応が得られる。
しかしショートバイトが多くいまひとつスカッとしないが、それはそれで熱くなる。
よく掛けて!
よくバラす(笑
ホント、よくバレる。
二人して魚が回ってきたら掛けまくるのだが、これが今日はよくバレる(^^;
「掛けてからの~」
「ばらし~の」
「寄せてからの~」
「ばらし~の」
S1さんも同じようにバラしているから、たぶん新調したロッドのせいではないと思う。
しかし、まだ掛けてからの感覚に身体が慣れていないのは一因だろうなぁ。
で、ようやく入魂の儀をめでたく締めてくれたのが、
30センチほどのソゲ。
小さいけど外道ではなく、本命フラットでの入魂は嬉しいぞ♪
今日はS1さんの日らしく、80センチと75センチをキャッチ。
僕はというと・・・
こんなのばかり(^^;
このサイズではロッドが強すぎる感じがしたのだが、しっかりと曲がってくれるので安心感はある。
特にロッドの強さのわりにはティップの追従性が良いので、魚を弾く感覚はあまりない。
マゴチを掛けてみたら、もっとこのロッドの真価がわかりそうな気はするな。
今日はシーバスが楽しかったのでフラット狙いはおろそかになってしまったが、明日は集中して狙ってみよう。
〈タックル〉
ロッド:TENRYU POWARMASTER SANDWALKER 9102S-ML
リール:Daiwa CERTATE2500
ライン:Seaguar PE X8 1号
リーダー:東レ トヨフロン3号
もう5月も終わる。
そろそろシーバスよりもフラットフィッシュが気になる頃であり、ひとつの切り替えの季節でもある。
春シーズンはさすがにホタルイカやら稚鮎やらのベイトも豊富で、シーバスも比較的イージーに釣れる季節ではあるが、それもひと段落すると、そうは甘くない日もちらほらしてくる頃であり。
げんきんなもので、シーバスの反応が少なくなるにつれ、周囲の釣り人の姿も眼に見えて少なくなっていくのだが、のんびり釣りをしていたい僕としてはその方がありがたく。
たとえ釣れていなくとも、ゆっくりストレスなく釣りを出来る方が好きな僕であるから、この季節は1年でもっとも心穏やかになれる時なのかもしれない。
寒さを気にすることもなく、穏やかな水面にウグイやボラのもじりが波紋を広げ、それがマヅメであろうとも、ゆるゆると流れる時間に包まれるこの季節は、やはりとても贅沢な時間であるのだ。
零時半に着いた海には、釣り人の姿がいっときほどでなないまでもちらほら見える。
その中に、見慣れた姿があり、それはS1さんであった。
S1さんは僕の勤める会社の上司であり、僕と同じく、釣りについてはキ〇ガイ、ガイ〇チ、クレ〇ジーな釣り人であり(誉め言葉です)、その腕も確かなものだ。S1さんと僕は、弊社の釣りにおける2トップと勝手に自負している(笑
「お疲れっす!どうっすか?」
「1発アタリあったよ~」
並んで釣り開始。
今日は特別な日で、新しいロッドの初陣なのである。
テンリュウ : パワーマスターサンドウォーカー9102S-ML
フラット用にはラフサーフ88を持っているが、少し長めのやつが欲しかったのだ。
でもガチガチこん棒タイプは好みではなく、シーバスにも遜色なく使え、フラット狙いには当然ジャストでありつつも、フクラギやサワラ程度のライトショアジギにも使える、「ちょうどいい塩梅」な柔らか強いのが欲しかったのだ。
キンキンパッツパツでなくて、多少だるくとも掛けたらちゃんと曲がるやつ。
強めのシーバスロッドって選択もありだったけど、そこはあれだ、気分も乗せたいし。フラット用って名乗ってほしい(^^;
で、いろいろ触ってみた結果、上記のロッドにいきついたわけで。
ネーム部分に「for Seabass&Flatfish Game」なんて気の利いたことも書いてあったりするのだが、デザインはさすがのテンリュウだけあって・・・
地味・・もとい、質実剛健、喉元への逆水平と容赦ない顔面蹴りで輪島大士を追い詰めるプロレスはあの前田日明をも驚嘆させたぜレボリューション!・・・って天龍違いでした。すんません。
しかし、体重の乗ったパワーボムからの押さえ込みは、まさにこのロッドを体現するかのような曲がりであり、奇をてらわない武骨さが光るそれは、やはり天龍テンリュウ、サンダーストームがどこからか聞こえてくるのである。
そして西陣織のカーボンパイプがフロントグリップとジョイント部にあしらわれているが、こだわりの意匠だけあって一目で惹きつけられ・・・・・ってか地味でよくわからん。
よく見るとレトロフューチャー的デジタルなデザインであるが、言われないと分からない存在感。
だからどうした的なその存在感であるが、開発秘話、及びそのコンセプトを読むと・・・いや~こういうの嫌いでないよ。むしろ好きかも。
まぁとにかく。
このロッドは、メーカーの説明にもあるとおり、サーフ全般の万能竿といっても良い仕様だと思う。
特に富山の釣りで使うには、ちょうど良いアクションじゃないかな。
万能竿、大好き♪
1人よりも2人の方が効率は良い。
異なる攻め方で釣りを展開した方が目指す答えに近いのは明白で。
ありがちなのは、グループで来ても同じ種類のルアーで同じ釣りを展開してるってのだが、それではかえって効率は悪く。
僕もS1さんも基本ソロアングラーであるが、一緒に釣る時は、いつもお互い違う攻め方で答えを模索する。
やはりいっときよりも反応は薄いが、それでも30分に一度のペースで反応が得られる。
しかしショートバイトが多くいまひとつスカッとしないが、それはそれで熱くなる。
よく掛けて!
よくバラす(笑
ホント、よくバレる。
二人して魚が回ってきたら掛けまくるのだが、これが今日はよくバレる(^^;
「掛けてからの~」
「ばらし~の」
「寄せてからの~」
「ばらし~の」
S1さんも同じようにバラしているから、たぶん新調したロッドのせいではないと思う。
しかし、まだ掛けてからの感覚に身体が慣れていないのは一因だろうなぁ。
で、ようやく入魂の儀をめでたく締めてくれたのが、
30センチほどのソゲ。
小さいけど外道ではなく、本命フラットでの入魂は嬉しいぞ♪
今日はS1さんの日らしく、80センチと75センチをキャッチ。
僕はというと・・・
こんなのばかり(^^;
このサイズではロッドが強すぎる感じがしたのだが、しっかりと曲がってくれるので安心感はある。
特にロッドの強さのわりにはティップの追従性が良いので、魚を弾く感覚はあまりない。
マゴチを掛けてみたら、もっとこのロッドの真価がわかりそうな気はするな。
今日はシーバスが楽しかったのでフラット狙いはおろそかになってしまったが、明日は集中して狙ってみよう。
〈タックル〉
ロッド:TENRYU POWARMASTER SANDWALKER 9102S-ML
リール:Daiwa CERTATE2500
ライン:Seaguar PE X8 1号
リーダー:東レ トヨフロン3号