2016年03月02日
ホワイト&シルバー
3月に入った途端の雪。
なんかタイミング間違えてない?
なんかタイミング間違えてない?
フキノトウがちらほら顔を出し、ホタルイカの便りも聞かれ始め、いよいよ春めいてきたなと思っていたところにこの雪だ。
今月から渓流解禁だけど、雪が少ないだろうからと仕舞い込んだままのカンジキを引っ張り出した次第。
ただ「解禁!溪へダッシュ!!」って気合いが溢れているわけでなく。
「解禁!・・・・・まあ、あれだ。やわやわ行こう、やわやわ。」っていう気分であり。
そんなわけで、お手軽用水ヤマメから今季のトラウトを始めることにするか。外出ついでに1時間ほどロッドを振ってこよう。ああ、我ながらユルい。
用水ヤマメと言っても擬似銀毛ではなくて、これは海へ降る背鰭の黒いモノホンのスモルトと思われ。この魚の釣りについては昨年も2回ほど記事にしたな。(昨年の記事:その1、その2)
現場到着。
地面は一面雪に覆われており、わずかに太陽が顔を出したかと思えば再び雲があつく垂れこめる。
冷たい湿り気を帯びた空気。
体にのしかかってくるようなその質感は、春の気配なんて到底感じられるものでなはく。
全体に低く、全体に重い。
北陸の冬だ。
しかし寒いな。
雪の影響で水温は下がっているだろうから、魚の活性も低いかもしれない。
とりあえずはいつもの流れ通りに始めてみよう。
シュガーディープ50をキャスト。流れにかませながらトゥイッチしながら引いてくる。
流れは相変わらず複雑に絡み合っているが、それほど強くはない。手前の反転流の張り出しが小さく、いつもは3方向の流れから形成されているポイントがおおまかな2方向のみとなっている。
・・・・・・・ちょっとなぁ、あるようでないパターンだぞ、今日は。
いくつかのミノーを試すもダメ。ヘビーなスピナーでがっつり落として引いてもダメ。
そして頼みのスプーンもダメ。
あちゃ~、これはキッツイな~。どうしよ・・。
横の釣りでは出ないんだね。って言うか、多分レンジが少しずれてる。
そのずれはさほど大きなものではないのだろうけど、今日の活性では許容範囲ではないんだろうな。少なくとも横方向においては。
ご多分にもれず、釣れない時ってのは寒さの身のしみ方ももれなく2倍(当社比)だから、そろそろ骨身にまでしみてきたよ。
渓流解禁のこの時、気合いよりもユルさを選んだ僕のメンタルが早くも細ってきたようだ。
釣りをやめて温かいコンビニコーヒーすすりながら本屋と古着屋周りに行きたくなってきた気持ちを抑えて、もう少し時間があるのでやってみることにする。
こんなとこで気持ちが移ろうなんてオレも年とっちゃったってことか!?いやいや、ヤキがまわるにはまだ早すぎる。これが楽しいんじゃないの、とテンション上げてる僕は、厄年本厄真っ最中チェケラ。
対岸の弱い流れが怪しい。
それと擦りあうように流れる1番太い本流とが織りなすヨレがもっと怪しい。
いつもならもうひとつ手前に大きなヨレがありそこがヒットポイントだけど今日はそのヨレが発生せず、結果、奥のヨレがどうにも怪しい。
そこに期待して展開を作れないかな。
対岸の流れにヘブン5gをキャストしロッドを高く掲げて、ラインが手前の流れにのまれないようにしながらフォールさせる。
中層まで入ったところでパンッとしゃくってから短いフォール。それを連続しながらのトレース。
本流の大型狙いでボトムを叩くメソッドを同じように中層の魚が定位しているであろうレンジでやるイメージ。
ゆっくりとレンジをしっかり叩く。
当たりのようだ。
狙いのヨレで1発でココンッとバイトが。
ラインから伝わる回転するような引きは、やがて水中にギランッギランッと光る白銀を視覚にとらえることで一体化する。
太い流れに魚体が浮いて跳ねてしまわないようにコントロールしてからの、

今年も会えたな、シルバースター!
かっけーよ、たまんなく♪
今日はこのパターンか、もしかして。
もう一度同じコース同じレンジを同じアクションで連発。
OK、どうやらこれっぽいよ。
ワンアクション、ツーアクション~フォールでは反応が弱くなったところで強めの連続ジャーク~フォールに切り替えると、

一撃だ。
フックはバーブレス。みんなリリースしたけど、どれも元気に泳ぎ去ってくれたのでスッキリ楽しい。
きっちり1時間釣って、途中でやめないで良かったと満足した僕はタックルをしまい込んだ。
用水ヤマメ戦線異状なし。
今シーズンのトラウト、いいスタートがきれたかな。
一面の白い雪と水中に舞うスモルトの銀。
白銀の雪とシルバースターは今年も春の扉を開けてくれたようだ(^^)
〈タックル〉
ロッド : SKAGIT DESIGNS SUSPEND SP-660HQ
リール : DAIWA CALDIA KIX1500
ライン : VARIVAS SUPER TROUT 4lb
今月から渓流解禁だけど、雪が少ないだろうからと仕舞い込んだままのカンジキを引っ張り出した次第。
ただ「解禁!溪へダッシュ!!」って気合いが溢れているわけでなく。
「解禁!・・・・・まあ、あれだ。やわやわ行こう、やわやわ。」っていう気分であり。
そんなわけで、お手軽用水ヤマメから今季のトラウトを始めることにするか。外出ついでに1時間ほどロッドを振ってこよう。ああ、我ながらユルい。
用水ヤマメと言っても擬似銀毛ではなくて、これは海へ降る背鰭の黒いモノホンのスモルトと思われ。この魚の釣りについては昨年も2回ほど記事にしたな。(昨年の記事:その1、その2)
現場到着。
地面は一面雪に覆われており、わずかに太陽が顔を出したかと思えば再び雲があつく垂れこめる。
冷たい湿り気を帯びた空気。
体にのしかかってくるようなその質感は、春の気配なんて到底感じられるものでなはく。
全体に低く、全体に重い。
北陸の冬だ。
しかし寒いな。
雪の影響で水温は下がっているだろうから、魚の活性も低いかもしれない。
とりあえずはいつもの流れ通りに始めてみよう。
シュガーディープ50をキャスト。流れにかませながらトゥイッチしながら引いてくる。
流れは相変わらず複雑に絡み合っているが、それほど強くはない。手前の反転流の張り出しが小さく、いつもは3方向の流れから形成されているポイントがおおまかな2方向のみとなっている。
・・・・・・・ちょっとなぁ、あるようでないパターンだぞ、今日は。
いくつかのミノーを試すもダメ。ヘビーなスピナーでがっつり落として引いてもダメ。
そして頼みのスプーンもダメ。
あちゃ~、これはキッツイな~。どうしよ・・。
横の釣りでは出ないんだね。って言うか、多分レンジが少しずれてる。
そのずれはさほど大きなものではないのだろうけど、今日の活性では許容範囲ではないんだろうな。少なくとも横方向においては。
ご多分にもれず、釣れない時ってのは寒さの身のしみ方ももれなく2倍(当社比)だから、そろそろ骨身にまでしみてきたよ。
渓流解禁のこの時、気合いよりもユルさを選んだ僕のメンタルが早くも細ってきたようだ。
釣りをやめて温かいコンビニコーヒーすすりながら本屋と古着屋周りに行きたくなってきた気持ちを抑えて、もう少し時間があるのでやってみることにする。
こんなとこで気持ちが移ろうなんてオレも年とっちゃったってことか!?いやいや、ヤキがまわるにはまだ早すぎる。これが楽しいんじゃないの、とテンション上げてる僕は、厄年本厄真っ最中チェケラ。
対岸の弱い流れが怪しい。
それと擦りあうように流れる1番太い本流とが織りなすヨレがもっと怪しい。
いつもならもうひとつ手前に大きなヨレがありそこがヒットポイントだけど今日はそのヨレが発生せず、結果、奥のヨレがどうにも怪しい。
そこに期待して展開を作れないかな。
対岸の流れにヘブン5gをキャストしロッドを高く掲げて、ラインが手前の流れにのまれないようにしながらフォールさせる。
中層まで入ったところでパンッとしゃくってから短いフォール。それを連続しながらのトレース。
本流の大型狙いでボトムを叩くメソッドを同じように中層の魚が定位しているであろうレンジでやるイメージ。
ゆっくりとレンジをしっかり叩く。
当たりのようだ。
狙いのヨレで1発でココンッとバイトが。
ラインから伝わる回転するような引きは、やがて水中にギランッギランッと光る白銀を視覚にとらえることで一体化する。
太い流れに魚体が浮いて跳ねてしまわないようにコントロールしてからの、
今年も会えたな、シルバースター!
かっけーよ、たまんなく♪
今日はこのパターンか、もしかして。
もう一度同じコース同じレンジを同じアクションで連発。
OK、どうやらこれっぽいよ。
ワンアクション、ツーアクション~フォールでは反応が弱くなったところで強めの連続ジャーク~フォールに切り替えると、
一撃だ。
フックはバーブレス。みんなリリースしたけど、どれも元気に泳ぎ去ってくれたのでスッキリ楽しい。
きっちり1時間釣って、途中でやめないで良かったと満足した僕はタックルをしまい込んだ。
用水ヤマメ戦線異状なし。
今シーズンのトラウト、いいスタートがきれたかな。
一面の白い雪と水中に舞うスモルトの銀。
白銀の雪とシルバースターは今年も春の扉を開けてくれたようだ(^^)
〈タックル〉
ロッド : SKAGIT DESIGNS SUSPEND SP-660HQ
リール : DAIWA CALDIA KIX1500
ライン : VARIVAS SUPER TROUT 4lb
Posted by ネオプラMASA at 20:18│Comments(0)
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