2020年07月11日
梅雨時の沈みがちな朝に
今年の梅雨は容赦ない降りようで。
絶え間なく降り続く雨。気持ちの良い青空を見たのはずいぶんと前のような気がする。
前回記事にした釣行以降、海は強い濁りに支配されている。
先週末は仕事で海に出られなかったので、その濁りの様子を直に見ていないのだが…
ともすれば沈みがちとなる梅雨だけど、せっかくなんだよ。楽しんでみよ。
午前2時半に釣り開始。
雨はやんでいるが、僕の他に釣り人の姿はない。
南西の風が強い。
雨に風にってわかっていれば、そりゃみんな諦めるだろうな。
たしかに濁りは強いがカフェオレ色ってほどではなく、釣りにはなりそうだ。
でもフラット狙いには厳しそう。
でも今日のメインターゲットはカマスなのだ。
一昨日も濁りがある中、数こそ少ないが釣れたらしいので、なんとかなるかなと。
嫁さん曰く、スーパーの鮮魚コーナーに型の良いカマスが並んでいて美味しそうだけど、僕が釣ってきそうだから買わなかったとのこと。
さすが、よくわかってらっしゃる。
わかった、旨い炙りを喰わせてやる!
前回は群れがいなくてダメだったけど、今日こそはその期待に応えたい。自信はないけど!(笑
開始からしばらくシーバスでも来んかなと時間を潰す。
途中、雨が降ったり止んだり、強くなったり弱くなったり。
梅雨時の雨は、静かにかつ雄弁にその存在感を魅せてくる。
雨にいろいろあれど、梅雨の雨は今だけの味わいだ。好きだろうが嫌いだろうが、これも美しい日本の季節感。雨を降らす空を、優しく見上げようじゃない。
そしてマヅメ突入。
vjをボトムまで沈めてからの早巻き。
いつきてもいいのだが…
光量が増してきた頃にようやくのバイト。
ビビビッビビビッという引きはカマスに間違いない。
あ〜久しぶりだわ、この引き。そうそうこんなだった。
残念なのはカマスにはロッドが強すぎて、あまりその引きも堪能できないことか。
何にでも対応できるようにサンドウォーカーを使っているのだから無理もない。だってジグも投げたいんだもん。

よし、確保。
画像からは分かりづらいが、結構いいサイズである。
さ、時合いを逃すな!
この1匹を皮切りに反応が良くなった。
リトリーブスピードはやはり早い方が良いようで、遅くすると途端に鈍くなる。
しかし乗りが悪く、うまくフッキングしない。
フックなまってるのかなぁ。そういえば今日はフック研がずに来たわ(汗
反応があるうちにメタルマルとレンジバイブ55を試すが、やはりvjが勝る。ほんと強いなvj、カマスまでかよ。
聞くところによると時合いは短く30分ほどらしい。
2匹追加したところで、パタッと反応が消えた。
え?もう終わり!?
つうかまだ始まってから20分も経ってないんですが…
なんとかならんかと投げサビキも投入してみるも、終わりったら終わりじゃい!とスルーされて終了。
一瞬だったなぁ。濁りが影響してるのか、まだシーズン入ったばかりで群れが薄いのか。
わからんけど、釣れただけOKだわ。
型は良くどれも丸々と太いので、3匹いれば今夜の食卓には充分。予定通り、炙りでいただこうじやないの
夜は完全に明けた。
すっかり明るくなった海であるが、同時にもともと強かった風の勢いが更に増してきた。
めぼしい位置だけフラットチェックをするも、予想通りの無反応。
さ、やることやったから帰ろ。
車に戻り、レインウェアを脱いで運転席についたところで気が変わった。
もう少し釣ってくか。
河川のポイントに寄り道。
シーバスの引きで疲れ気味の目を覚ましてから帰りたい。
とりあえずレンジバイブ55で手広く探っていこ………っていきなりアタるし!
中間距離でガツガツッとバイトがあるも乗らない。
次のキャストでも同じバイトで乗らず。
いるねぇ、目が覚めたわ(笑
3投目は巻き始めでショートバイト。
そして反応が途切れた。
vjにチェンジして早巻き。
しばらくしてショートバイト1発。
で、次のキャストで引ったくりバイト!
今度は乗った。
ゆっくりと引きを楽しみながら寄せてくる。
跳ねさせないようにコントロールしているので水面を割らないが、引きでシーバスに違いないのはわかっている。

寄り道して良かった。
明るい時間帯は視覚的に楽しい〜。
1匹釣ったので寄り道としては満足なんだけど、まだ時間もあるしもう少しだけ投げてくか。
ひとしきり強い雨が降った後、空が少し明るくなったようだ。
いったん雨雲がひいたようだが、山の方に目をやるとまだ厚い雲に覆われおり、雨が雲と地をつなぐカーテンのように降っているのが分かる。
先ほどと同じコースでまた引ったくりバイト。
飽きさせない反応の出方と諦めさせない釣れ方、それぞれの間隔がちょうどいい。憎いでないの(笑
多分サイズはそんなに変わらないだろうけど、こっちの方が引きが元気だ。
この1匹で帰るつもりなので、指ドラグで相手を完全にコントロールする練習をしよ。こういうのって目で見てとれるデイゲームの方が圧倒的に練習になる。
エギングなんかもそうだけど、目に見えた方が上達の早い場面があるってのは僕の持論。もちろんその逆もあるけれど、視覚で捉えた真実の積み重ねがブラインドでの確度の高いイマジネーションの基礎となるのは言うまでもないよね。

あ~楽しめた、ありがとう!
いい体格してるよね。
ゴリ巻きで相手にダメージを残さず一気に寄せてリリースするのももちろん大切だと思っているけど、ちゃんと蘇生させるからゴメンね。
狙いのカマスは数こそ不本意であれどもキャッチできたので良しとして、おまけで立ち寄ったシーバスが楽しめたのは収穫だった。
帰ったらひと風呂浴びて整形外科に行かねば。
ひと月ほど前に筋トレ中に痛めた肩の具合が良くなくて、1日に何度も片羽絞めを極められた瞬間のような激痛が走る。
学生時代に空手のかたわら総合格闘技の練習をしていた時期があって、関節技の痛みは知っているつもりで。
20年以上たってあの時の悲鳴を思い出した(泣
それが終われば美容室行って、昼はタージマハールのタンドリーチキンとサブジを食べに行き、帰ってからランニングの7キロスピード練習(めちゃしんどい・憂欝)だ。
で、そんな一日の終え、今はカマスをあと炙るだけの段階まで仕上げてこの記事を書いている。
かなりヘロヘロではある(笑
かたわらに置いたグラスはレモンサワーとビールを終えハイボールに差し掛かったところだ。横になれば即落ちだろうが、今日は僕の大好きなDr.コトー診療所の再放送を録画したのを観なければ。
多分泣きはらすだろうから、あともう少し、今日という日を、ガンバロウ(笑
〈タックル〉
・カマス
ロッド:TENRYU POWARMASTER SANDWALKER 9102S-ML
リール:Daiwa CERTATE2500
ライン:Seaguar PE X8 1号
リーダーSeaguarACE3号
・河川シーバス
ロッド:LUCKY CRAFT ESG8`7
リール : SIMANO STRADIC CI4+2500HGSDH
ライン : GOSEN DONPEPE8 0.6号
リーダーSeaguarACE3号
前回記事にした釣行以降、海は強い濁りに支配されている。
先週末は仕事で海に出られなかったので、その濁りの様子を直に見ていないのだが…
ともすれば沈みがちとなる梅雨だけど、せっかくなんだよ。楽しんでみよ。
午前2時半に釣り開始。
雨はやんでいるが、僕の他に釣り人の姿はない。
南西の風が強い。
雨に風にってわかっていれば、そりゃみんな諦めるだろうな。
たしかに濁りは強いがカフェオレ色ってほどではなく、釣りにはなりそうだ。
でもフラット狙いには厳しそう。
でも今日のメインターゲットはカマスなのだ。
一昨日も濁りがある中、数こそ少ないが釣れたらしいので、なんとかなるかなと。
嫁さん曰く、スーパーの鮮魚コーナーに型の良いカマスが並んでいて美味しそうだけど、僕が釣ってきそうだから買わなかったとのこと。
さすが、よくわかってらっしゃる。
わかった、旨い炙りを喰わせてやる!
前回は群れがいなくてダメだったけど、今日こそはその期待に応えたい。自信はないけど!(笑
開始からしばらくシーバスでも来んかなと時間を潰す。
途中、雨が降ったり止んだり、強くなったり弱くなったり。
梅雨時の雨は、静かにかつ雄弁にその存在感を魅せてくる。
雨にいろいろあれど、梅雨の雨は今だけの味わいだ。好きだろうが嫌いだろうが、これも美しい日本の季節感。雨を降らす空を、優しく見上げようじゃない。
そしてマヅメ突入。
vjをボトムまで沈めてからの早巻き。
いつきてもいいのだが…
光量が増してきた頃にようやくのバイト。
ビビビッビビビッという引きはカマスに間違いない。
あ〜久しぶりだわ、この引き。そうそうこんなだった。
残念なのはカマスにはロッドが強すぎて、あまりその引きも堪能できないことか。
何にでも対応できるようにサンドウォーカーを使っているのだから無理もない。だってジグも投げたいんだもん。
よし、確保。
画像からは分かりづらいが、結構いいサイズである。
さ、時合いを逃すな!
この1匹を皮切りに反応が良くなった。
リトリーブスピードはやはり早い方が良いようで、遅くすると途端に鈍くなる。
しかし乗りが悪く、うまくフッキングしない。
フックなまってるのかなぁ。そういえば今日はフック研がずに来たわ(汗
反応があるうちにメタルマルとレンジバイブ55を試すが、やはりvjが勝る。ほんと強いなvj、カマスまでかよ。
聞くところによると時合いは短く30分ほどらしい。
2匹追加したところで、パタッと反応が消えた。
え?もう終わり!?
つうかまだ始まってから20分も経ってないんですが…
なんとかならんかと投げサビキも投入してみるも、終わりったら終わりじゃい!とスルーされて終了。
一瞬だったなぁ。濁りが影響してるのか、まだシーズン入ったばかりで群れが薄いのか。
わからんけど、釣れただけOKだわ。
型は良くどれも丸々と太いので、3匹いれば今夜の食卓には充分。予定通り、炙りでいただこうじやないの
夜は完全に明けた。
すっかり明るくなった海であるが、同時にもともと強かった風の勢いが更に増してきた。
めぼしい位置だけフラットチェックをするも、予想通りの無反応。
さ、やることやったから帰ろ。
車に戻り、レインウェアを脱いで運転席についたところで気が変わった。
もう少し釣ってくか。
河川のポイントに寄り道。
シーバスの引きで疲れ気味の目を覚ましてから帰りたい。
とりあえずレンジバイブ55で手広く探っていこ………っていきなりアタるし!
中間距離でガツガツッとバイトがあるも乗らない。
次のキャストでも同じバイトで乗らず。
いるねぇ、目が覚めたわ(笑
3投目は巻き始めでショートバイト。
そして反応が途切れた。
vjにチェンジして早巻き。
しばらくしてショートバイト1発。
で、次のキャストで引ったくりバイト!
今度は乗った。
ゆっくりと引きを楽しみながら寄せてくる。
跳ねさせないようにコントロールしているので水面を割らないが、引きでシーバスに違いないのはわかっている。
寄り道して良かった。
明るい時間帯は視覚的に楽しい〜。
1匹釣ったので寄り道としては満足なんだけど、まだ時間もあるしもう少しだけ投げてくか。
ひとしきり強い雨が降った後、空が少し明るくなったようだ。
いったん雨雲がひいたようだが、山の方に目をやるとまだ厚い雲に覆われおり、雨が雲と地をつなぐカーテンのように降っているのが分かる。
先ほどと同じコースでまた引ったくりバイト。
飽きさせない反応の出方と諦めさせない釣れ方、それぞれの間隔がちょうどいい。憎いでないの(笑
多分サイズはそんなに変わらないだろうけど、こっちの方が引きが元気だ。
この1匹で帰るつもりなので、指ドラグで相手を完全にコントロールする練習をしよ。こういうのって目で見てとれるデイゲームの方が圧倒的に練習になる。
エギングなんかもそうだけど、目に見えた方が上達の早い場面があるってのは僕の持論。もちろんその逆もあるけれど、視覚で捉えた真実の積み重ねがブラインドでの確度の高いイマジネーションの基礎となるのは言うまでもないよね。
あ~楽しめた、ありがとう!
いい体格してるよね。
ゴリ巻きで相手にダメージを残さず一気に寄せてリリースするのももちろん大切だと思っているけど、ちゃんと蘇生させるからゴメンね。
狙いのカマスは数こそ不本意であれどもキャッチできたので良しとして、おまけで立ち寄ったシーバスが楽しめたのは収穫だった。
帰ったらひと風呂浴びて整形外科に行かねば。
ひと月ほど前に筋トレ中に痛めた肩の具合が良くなくて、1日に何度も片羽絞めを極められた瞬間のような激痛が走る。
学生時代に空手のかたわら総合格闘技の練習をしていた時期があって、関節技の痛みは知っているつもりで。
20年以上たってあの時の悲鳴を思い出した(泣
それが終われば美容室行って、昼はタージマハールのタンドリーチキンとサブジを食べに行き、帰ってからランニングの7キロスピード練習(めちゃしんどい・憂欝)だ。
で、そんな一日の終え、今はカマスをあと炙るだけの段階まで仕上げてこの記事を書いている。
かなりヘロヘロではある(笑
かたわらに置いたグラスはレモンサワーとビールを終えハイボールに差し掛かったところだ。横になれば即落ちだろうが、今日は僕の大好きなDr.コトー診療所の再放送を録画したのを観なければ。
多分泣きはらすだろうから、あともう少し、今日という日を、ガンバロウ(笑
〈タックル〉
・カマス
ロッド:TENRYU POWARMASTER SANDWALKER 9102S-ML
リール:Daiwa CERTATE2500
ライン:Seaguar PE X8 1号
リーダーSeaguarACE3号
・河川シーバス
ロッド:LUCKY CRAFT ESG8`7
リール : SIMANO STRADIC CI4+2500HGSDH
ライン : GOSEN DONPEPE8 0.6号
リーダーSeaguarACE3号