スコール

ネオプラMASA

2021年09月02日 22:11

気が付けばもう9月という。
時の流れって年々早くなってないか?




県内にコロナが急拡大する直前の先月中旬。


盆が過ぎ、何日か続いた雨と共に、秋めいた気配が漂い始めた。このまま涼しくなっていくのかと思いきや、今日はまた夏の暑さがしっかり戻っている。

500mlPETのお茶を2本持ってポイントに着いたのは午後2時。

やや濁りが入り、また波っけもあり。

雰囲気はとてもよろしい。


しかし、今月に入ってからは我が釣りはどうも不調続きであり。唯一、アタリも頻発して釣れるのは時間の問題という日があった。しかし、僕に釣れる前に、隣でやっていたオッサンに掛かり、しかもそのオッサンは堤防の釣りにかかわらずタモを持参していないので、取り込みの段になって困った顔をしている。周りにもう一人シーバス狙いと思しき若者がいるが、彼もタモを持っていない。釣ったことがないから分からないのだろうが・・・タモくらい持って来ようよ。ここは堤防だぜ!?

やれやれ。このままオッサンを見殺しにするわけにもいかず、僕のタモで掬ってあげた。そこまでは良かったが、フレームを掴む直前に、なんとポールが折れてしまった。時合いに差し掛かっていたので早く済ませてしまいたく、動きが雑になったのだろう。

タモが無ければ釣りができない。チャンスタイム真っ最中に強制終了となってしまった。オッサンは申し訳なさそうにしているが、聞くと以前もこの場所で他人に掛けた魚を掬ってもらったらしい。ああ、そういう人なんだ。自分のミスとはいえ、親切心なんか起こすんじゃなかった。ダイワのランディングポールⅡ、買いなおさなきゃな。約1万円の出費だよ・・・。

そんな最悪な日もあり。人気の釣り場ではそのようなことも起こってしまうし、思い返すだけでも頭にくるので(自分のミスなのだが)、少し離れた位置に陣取っての釣りが多くなった。



今日はその日以来に雰囲気が良い。

沖にのびる潮目に沿う方向でショートバイトが何度か。

潮目に沿って回遊している魚が反応しているのだろう。

小さいサイズがじゃれついているのか、なかなかフッキングしない。


しばらくして、照りつけていた太陽は雲に隠れ、晴天から一転しての曇り空となった。

そこからは太陽が顔を出したり、また曇ったりを繰り返すが、気温はやや下がってきたようだ。

この方が釣っていて楽だわ。

のんびりし始めた時。


足元までトレースしたvjがひったくられた。

おお、きたわ。

目の前でエラ洗いを繰り出し暴れる相手。

距離が近すぎるしサイズも小さいので、バレる前に取り込んじゃおう。

動きが落ち着いたところでサッとネットイン。




無事キャッチ。
サイズは手尺で47、8ってとこかな。



まだ陽は高い。これから夕方にかけてもっと活性が高くなり釣れるんじゃないかと期待が高まる。

しかし、途端に空が暗くなり始め、大粒の雨が勢いよく降り始めた。

なんてこった。

レインウエアは車に置いてきた。

まぁ、暑いよりはこの方が快適だ。着ているのは速乾の登山用のシャツとズボンだからすぐ乾くだろ。

バカみたいな土砂降りになってきたが、気にせず続ける。

20分ほど降り続いた雨は、降り始めた時と同じように、突然パッとやんだ。

まるでスコールだったな。



その後アタリはなく。

服はすっかり乾いているが、マヅメになっても反応は得られないまま終了。


いけると期待するだけして、最初の1匹だけか。だったら秒殺せずにもっとゆっくりやり取りを楽しめばよかったが、キャッチできただけでも良しとしよう。


今日は海にシャワーを浴びに来たということで。

シャワーの後といったら当然ビールなわけであり。さ、早く家に帰って飲まないと。





(タックル〉
ロッド:Daiwa morethan EXPERT AGS 94LML
リール:Daiwa CERTATE LT5000D-CXH
ライン:SHIMANO PITBULL8+ 1号
リーダー:Seager PremiumMax 3号


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