キューマル

ネオプラMASA

2017年11月11日 11:34


マルキューじゃないよ。



このひとの季節です。



11月である。
早いもので今年もあとふた月である。
来月になれば「早いもので今年もあとひと月である」と言うのは確実である。
どうでもいいのだが。。。

ただ、今月は「シーバス強化月間」なのである。

イカばかり釣っていたら魚の引きが恋しくなる釣り人が増加傾向にあるこの時期、僕も多分にもれずロッドをストイストからCPSに持ち替えた。
この季節、1本くらいは納得のいくサイズのシーバスが釣りたい、という贅沢な望みを胸に抱く。で、負けが続くと、この季節、1本でいいからシーバスが釣りたい、という切実な思いで胸がいっぱいになるのは、なんとなく分かってはいる(^^;

2回釣行して、いずれも短時間の釣行ではあるが釣れたのは・・・




ニゴイ・・・。
良いサイズになるし良く引くし。鱗の際立ちもきれいだし、独特の狐顔も見ようによってはカッコイイ(笑
全然悪くない魚なんだけど、扱いはとても残念な魚であるよね。ここまで本命にならずに外道を貫く淡水魚も珍しいかと。
昔、長野の千曲川で鯉釣りしてたオッさんが足元の淵に泳ぐニゴイを指差し「ほら、カガミゴイだ!あれもコイはコイだ!」と嬉しそうに話していたが、あれ以来ニゴイを見て興奮する人を僕は見たことがない。一般にカガミゴイとはドイツゴイことだが、地方名なのかこのオッさんはニゴイをカガミゴイと呼んでいて、話がしばし噛み合わなかった思い出がある。




キジハタ・・・。
レンジバイブと明らかに釣り合わないサイズで、しかも表層の早巻きでくるという。
そのやる気には大変感じ入るものがあるのだが、できればキミじゃないひとに来てほしかった。




メジナ・・・。
そろそろウキ釣りがしたくなる季節であるが、向こうの方からやって来てくれた。
でもルアーで、しかもブレードベイトでという理解不能な釣れ方で。
何を思ってキミはこのPB-24に反応したんだ?


なんだか外道王やらやたらとレアな釣れ方だったりと。そんな中、シーバスだけが釣れないという(^^;




で、3日前。


仕事帰りに海へ。
時々雨がぱらつく天気。日中は雨が続いていただけに釣り人の姿は少ない。
それでも堤防ではジグを投げている釣り人にフクラギが釣れている。調子いいのかね青物は。
海は完全なベタ凪で、こりゃシーバス狙うには厳しいなぁ。
流れを求めて河口のポイントへ移動。

ウエーダーを履いて準備を済ませたら、いざ入水。
久しぶりのウエーディングにちと興奮。


まだ明るいのでPB-20を早引きしていたら手前まで何かチェイスしてきた。多分シーバスだけどサイズは40ないくらいかな。
その後、R-32でもチェイスしてきたが喰ってはこなかった。


夕マズメ。

厚く垂れこめた雲。そんな日の日暮れは早い。

風もなく波もない静かな海は、包み込まれるように闇に落ちた。


ややあって波が出てきた。
雰囲気、良くなってきた。

ショアラインシャイナーR50からグース125Fにチェンジ。
微妙なんだけど、こっちの方がレンジが合っている感じがする。


闇の中、2つ目のブレイクの先に着水したルアーが作る水しぶきが小さく白く光る。

ゆらゆらとスローに引いてくる。

そのブレイクで、ゴーンッと引ったくりバイト!

静かな空気を裂くように、大きな音を立てて水柱が炸裂する。

よし、掛かっただろ。フッキング目的でドラグは強めに設定してあり、いつもならここで少し弱めてやり取りに入るのだが・・。

ドラグノブにかけた指先が止まる。強めのドラグをものともせずラインがジージー出ていくでないの。

あ、これバラしちゃいかんサイズがきたっぽいわ(汗

何度か走られては寄せてを繰り返す。多分サイズは80くらいかな。シャロ―なのでよく走り回りそれが面白いのだが、当初の望みである「シーズン中に納得のいく1本」をかなえられるサイズっぽいので、なんか緊張してきたぞ、おい。

手前まで相手は寄ってきた。波間に浮いた魚体はやはり良いサイズ。ここからも3,4回沖に走るがもう力はないようで。
大事をとって岸にずり上げることにして、後退しながら相手を引っ張っていく。

波打ち際で横たわった相手は思ったよりも大きい。跳ねそうになったので、慌ててそのまま魚体を両膝で挟むように腰を下ろし、マウントポジションをとったところで勝負あり。






よし!獲った!!





サイズは90センチ。
上手くメジャーを当てた写真にならなかったけど、実測でジャスト90。
いったね、キューマル。
ばれなくて良かった(^^;





鉄っぽい顔に表情があるよ。
このサイズになるとデカい口を鷲掴みする喜びがある。




終始、強めのドラグでやり取りしていたからか、グースのフックはぐにゃりと曲がっていた。


危ね~(汗



まだ釣れるかもだけど、記念に魚拓をとりたくなったので撤収。




で、とった。
魚拓とるのは春のヒラメ以来。


これで今季シーバスシーズンの望みはかなったので気が楽になったような。
後はのんびり楽しむことにしよう。と、言いながらシーズン終わりには、頼むから1本釣れてくれと泣き顔になっていたりして(笑




〈タックル〉
ロッド:UFMウエダ CPS-902EX-ti
リール:Daiwa CERTATE2500
ライン:GOSEN DONPEPE8 0.8号
リーダー:Seaguar Grandmax5号





話は変わり。


先日、久しぶりに靴を買った。
中古屋でアレンエドモンズのヒルクレストを発見。使用感はあるが3800円は買いだろう。
ステインリムーバーで汚れを落とす。元の色はタンのような薄い茶色だったが、クリームはあえてコロンブスブートブラックのブラウンを。
安かったので遊んじゃえと濃い色を入れてみたが、僕の好きな色になったので結果オーライ。
キウイのシューポリッシュでトゥとヒールを光らせて仕上がり。




チノやジーンズにも合わせやすいかな。
ダブルソールはごつくて好きだなぁ。





































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