~更新剪定のころ~
NHKの「野菜のじかん」を見ていたら、秋ナスの作り方をやっていた。
「更新剪定」というやつを施すらしい。
最近のナスは一時の勢いも弱くなってきたように感じるので、ここはひとつ秋ナスにチャレンジしてみようか、となった。でも何だか秋ナスを作るのって難しそうでハードルが高そう。ま、ダメ元でやってみるか~。
ナスの枝をバッサバッサと剪定する。
それから根のまわりを囲むように剣スコでザクザクと刃を入れて、根を切っていく。刃を入れた隙間に肥料を施す。
剪定して寒々とした頼りない見た目となり、根も切られたので、果たしてこれで大丈夫なのか?と心配になる。
うまくいけば、剪定した枝から新しい芽がどんどん伸びてくるらしいのだが・・・。
「44」
コネギとニラ。
コネギは、初めのころは元気がなく育ちも悪かったので「こりゃダメかなぁ」と思っていたのだが、途中から無事復活してどんどん育ってくれた
ちょっと薬味が欲しい時なんかにかなり重宝する便利な存在。
ニラは炒め物や味噌汁には言わずもがな。
こちらも重宝する存在だ。
~秋ナスのころ~
成功するのか心配だった更新剪定だが、剪定した箇所から新しい芽が伸び始めてきた。そのうち、次々と花も咲かせ・・・
なった
再びモサモサと葉を伸ばし「生まれ変わって復活!」的な勢いを見せている。
ナスも次々と実を付ける。
秋ナス作りは成功したようだ
そして、食べてみて、その旨さに驚いた。
明らかに夏のものと比べて果肉が緻密だ。皮もやわらかい。ぽったりとして濃厚な味わい。
秋ナスにこそナスの本領があるんじゃないか!?と思わせるに充分な説得力を持つ味覚。
ナスステーキにした時の旨さはもちろん、天ぷらもやばかった。サクッとした衣の歯ごたえの後に、弾けるように口いっぱいに水分が広がる。
ナスの天ぷらは元々好きだったが、一緒に並ぶアオリイカの天ぷらにも負けないその旨さに驚いてしまった
ピーマンとシソとモロヘイヤ。
伸びまくりの茂りまくり
ホントこの人たち元気だわ(^^;
ミョウガが出てきた。
ミョウガ好きの私にとってコレは嬉しい
非常に香りが強くて薬味や味噌漬けに期待通りの活躍をしてくれた。
花が咲いてしまうとエグ味が強くなってしまうので、その前に収穫。
秋ナスの味噌汁に薬味として散らすと絶品!
イチジクも春先に植えたころに比べると格段に大きくなった。
成長の早さに驚いてしまう。
夏前につけた実が熟れたのでシロップ漬けにして食べた。
でも肝心の秋は収穫できなかった。実はたくさん付けているが青いまま。来年の課題だな。
冬に向けて新しく植えた面々達。
芽キャベツの苗。
ミニチュアのキャベツのような見た目が面白くて以前食べた事があったが、その時の意外なほどの旨さが気に入ってチャレンジすることにした。
スーパーで買うと高い。だから作っちゃえ、と(^^;
白菜の苗。
冬といえば白菜だろ、と。
でも上手く育てられるか不安。だから今年はとりあえず様子見ということで、弱気に2株だけ購入
カブの芽。
カブはマルチを貼って種を植えた。これは無事に芽が出たところ。
品種は「富山かぶ」ってやつ。
やっぱ地元の品種いっとかんとアカンやろ!とよくわからないまま気持ちだけは力強く選んでみたが・・。
春に引き続きまたベビーリーフを植えた。種が残っていたもので(^^;
同じく種が残っていたスプリングほうれん草も植えた。
あと「うまい菜」なる「ムム・・そこまで直球でこられると如何ともしがたい・・」的な名前の種も植えた。果たして本当に「うまい」のかどうかは不明。
~晩秋のころ~
ベビーリーフは無事収穫できた。春のころほど長くはなかったが、それでも充分に楽しめた。久しぶりにこのサラダ食べたけど、やっぱ旨い!
スプリングほうれん草は、やはり季節がスプリングでないとダメみたいで上手く育たなかった。
気になる「うまい菜」は順調に育ち、無事収穫。
食べてみると、くせのないほうれん草のような感じ。「うまいなぁ!」と叫んでしまうほどうまくはなかった。いや、うまいはうまいんだが。なんというか味気ないというかショウムナイというか・・。ほうれん草のような青菜のクセが苦手な人には良いんだろうな。
ネギが育ってきた。
土寄せを何度も繰り返し、白い部分を増やそうと手をかけた。
葉っぱの部分も切りそろえたり、植え替えをしたり・・・。アドバイスを貰いながら、いろいろとやってみた。
その結果、なんとかそれっぽい太さには成長したようだ。
狭い土地でホースやら鍬やら振り回した結果、葉の部分が折れてしまっているのが痛々しいが
採りたては軟らかく香りも高くて、鍋にも期待通りの活躍をしてくれた。
ホント、重宝する。
バジルが元気。
一度絶えてしまったバジルだが、苗を貰って再びチャレンジ。
しかし今ひとつ元気がない。トマトの側に植えていたのだが、トマトの日陰となり生育が阻害されてたみたい。トマトを抜いた後は徐々に息を吹き返し、さらに近くに生い茂っていたモロヘイヤやシソを抜いたら完全に復活したようだ。
これでジェノベーゼソースを作る。
パスタはもちろん、ソテーした鶏肉にかけて食べると絶品!
畑の隅にハーブコーナーを設けてイタリアンパセリやローズマリーが植わっているが、ハーブ類はあると便利だ。
カブが大きくなってきた。
成長の早いやつとそうでないやつ、ダメっぽいやつと色々いるがどうなることやら。
間引きした芽もしっかりとカブの味がして旨かった。
芽キャベツ。
茎の部分にある可食部の芽が膨らんできている。
でも本で読むより成長が遅い気がするのでちょっと心配。肥料足りなかったかな。
白菜がそれっぽくなってきた。
葉が伸びてきたと思ったら横に広がるばかりで、本当にこれが丸くなって白菜になるのか?と思っていたが、時間が経つにつれて何やら形になってきた。
鍋にするのが楽しみだ。寒い朝に白菜の漬け物で食べる熱いご飯もいい。頼む!オレの願いを叶えてくれ~。
冬になると畑も寂しくなりそうだが、細々と何か出来るものがあればやってみよう、と思う。
畑、面白い。予想以上に。
なんだか春から畑にはまりまくった今シーズンだったな~
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