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2021年07月18日

夏鱸

梅雨明けと共に、夏が本気を出してきた。

毎年のことながら、質の違う日差しの強さに、感心するやら気が滅入るやら。

今日は昼前にランニングしてきたが、予定では15kmのところ、危険な暑さにみるみる体力が削られ、途中で10kmのコースに切り替えた。普段よりスピードを出して走っていたものの、後半はさらにペースを上げるはずが全く身体がいうことをきかず、家に着くころにはヘロヘロになっていた。




7月16日


小型のクーラーボックスにペットボトルを3本詰めてやってきた海は、すっかり夏の表情になっていた。

時間は午後3時前。カマスを狙えば釣れるだろうけど、干物のストックは充分あるので持ち帰るつもりもなく。シーバスの前にフラットチェック。

辺り一帯を探ってみたが反応はない。

カマスは相変わらずあたってくるけど、いつもよりは数が少ない気がする。そろそろ群れは抜けていくのだろうか。このカマス絨毯状態がこのまま続けば、アオリイカシーズンに影響しそうな気がする。カマスの群れは回遊するのではなく、高密度で定位しているので、子イカは喰われまくるだろう。そうなれば、今年の秋イカはポイントによってかなり釣れ方にムラがでるような。



風が吹いている。程よい波がシーバス狙いには良い状況。マヅメであっても風がやむとアタリも遠のくので、このポイントでは風の有無が釣果を左右する重要なファクターとなっている。


そろそろ夕方。シーバスに切り替える。


前回反応の良かったコース。

巻き始めからショートバイト。

たぶん釣れる。この風がまだ吹き続けていれば、いずれヒットするだろう。

目ぼしいコースをひと通りチェックしていく。


時間とともに太陽は雲に隠れ、局地的に雨が降っている様子がみてとれる。あの雨雲がこちらにくればドシャ降りをくらうだろうが、風向きは反対なのでその心配はなさそうだ。


狙いめのコース。

巻き始めのvj28gにガツッとバイト。


アワセも決まりやり取り開始。

今日もパターン通りに来たな。


よく引く。アベレージよりは大きいようで、重量感もあり釣って楽しいサイズがきたようだ。釣って焦るサイズではないけれど。

エラ洗い。フックはしっかり掛かっているので、ばれる心配はないかな。て言うか、暴れる相手を見るにつけ、どうにもエラの開き方が大きい。手前まで寄せるとどうやらルアーを丸飲みしているようだ。




夏鱸
坊主逃れで安堵の1匹目。




夏鱸
サイズは71センチ。
最近はアベレージサイズが多かったので、もう少しサイズが欲しいなと思っていたので嬉しい。サイズは運だと思っているので、どうにもならんことだけど。



夏鱸
vj丸飲み。


飲まれてしまったためにエラに傷が入ってしまった。リリースは叶わないのでキープする。半身はエスカベッシュにして、残りは最近YouTubeで観たフランス人のシェフが作っていたポワレが美味そうだったので試してみよう。




同じコースでルアーが止められた。アワセを入れると直後のエラ洗いでルアーが飛ばされてバラシ。

その際に、装着していた黒金のアルカリシャッドが外れてしまいヘッドだけが手元に戻ってきた。なんてこった。あのカラーよく釣れるのに。


で、前回シーバスさん達に好評だった、ダイソーシャッド:自作カラー「俺のメロン」仕様にチェンジ。

これならストックはいっぱいあるから安心だ。塗る手間はあるけど。



一連の流れの中で、出るべくところで魚が出た。今日はこのままこのパターン通りで押し通そう。





そしていちばんの実績コース。


着水からの巻き始めでバイト。

しっかり乗った感触。引きの強さからしてさっきのと同じくらいのサイズかな。


すると、テンションが抜けロッドの曲がりが戻った。

バレた?

次の瞬間、ロッドが一気にバットまで引き込まれ、強めに締めてあるドラグがギュルギュル出された。

なんじゃこりゃ、引き変わったぞ!?

外れたルアーに超ランカーが喰ってきた・・・・てなわけなく、一度フックアウトしたルアーが同じ魚の身体にスレ掛かりしたのだろう。

運がいいのか往生際が悪いのか分からんが、とにかく魚を捉え続けていることには間違いない。


先日、同様にスレ掛かりがあったが、その時の魚はかなりの大型で今掛かってるのと比べ物にならない強さであり、引きを捌ききれないままいいように走られ、根ずれでリーダーが切れてしまった。あんなサイズのスレはオープンエリアでない限り獲るのは無理だわ。

その時の魚と比べるとずいぶんと楽なサイズだが、それでも70センチは超えているだろうから、ランディングまではそれなりに時間はかかる。

ぐいぐいラインを出して走りまくる相手の引きをさばく。使用ロッドのモアザンエキスパート94LMLはグリップが短いため脇に挟むことが出来ない。やり取りに時間がかかると腕が疲れるので、グリップを前腕に沿わせてやり取りするのだが、今のはさらに長くなりそうなのでグリップエンドを腹に当てて楽な姿勢に変える。バレなさそうだし。

寄せては走られを繰り返しながら、手前まで寄せてきた。フックは背鰭の後端、尾鰭近くに掛かっている。この位置であればスレであろうと簡単には外れない。


動きが落ち着いたところで、ネットイン。



夏鱸
マッチョな73センチ。
この体型のうえスレであるから、当たり前だけど引きの強さは先ほどよりも数段上だった。




夏鱸
ニヒルな笑みを浮かべたような表情が超ダンディー。俺が女だったら惚れてる。


ネットの中でしばらく蘇生作業。元気に泳ぎ去っていくのを確認してから釣り再開。


マヅメのピークはまだこれからだ。吹き続けているこの風は陽が落ちたらおそらくやむ。そして反応は途絶えるだろう。もうしばらくこの状況が続けば、追加1匹いけるんじゃないか。



キャスト着水からのカーブフォール中にバイト。

おお、フォールできたか。フルキャストしたから距離が遠いな。のんびり寄せてくるか。

そんな大きくないっぽい。アベレージくらいかな。それなりに引きはするけどすいすい寄せてネットイン。



夏鱸
そうか、キミもメロンが好きか。実は私もメロンは大好きなんだよ。



夏鱸
サイズは57センチ。
てっきり50くらいかなと思っていたのだが、どうやらサイズ感の見立てが狂っていたようだ。


リリースし終えると、空いっぱいに息を呑むような夕焼け空が広がっていた。

いよいよマヅメ本番。さ、これからという時に風がやんだ。あわせて魚の反応も薄くなる。

予想したよりも早かったな。陽が落ちるまでは持つかと思ったけど。


早々に撤収。今日はパターン通りの釣りが出来たので満足だったが、次回も同じでは目新しさに欠く。すこし違う形でやってみるのもひとつかな。釣れるうちに釣っとくのもひとつだが。





(タックル〉
ロッド:Daiwa morethan EXPERT AGS 94LML
リール:Daiwa CERTATE LT5000D-CXH
ライン:SHIMANO PITBULL8+ 1号
リーダー:Seager PremiumMax 3号





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Posted by ネオプラMASA at 17:34│Comments(0)
 
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