川鯒

ネオプラMASA

2021年09月10日 18:01

夕方のいっとき。
マヅメまでは、もう少々。
先週。



午前中のランニングで消耗したため、釣りに行こうか迷ったが、とりあえず短時間だけでも様子を見るかと結局海に来た。

回遊待ちの粘りポイントではなく、サクッと探れる河川ポイント。


このポイント、今年はマヅメよりも完全に暗くなってからの方が反応は良い。


今はマヅメに差し掛かりつつあるが、暗くなるまで粘る体力はないので、いつもと違う切り口でやってみる。


シーバスのポイントは後にとっておき、フラット狙いを兼ねるポイントに入った。

この場所は河川ではあるが、シーバスのみならずフラットの実績が少ないながらもある。

一般にヒラメやマゴチを狙いで来るポイントではないので竿抜けポイントになっており、また、入れ替わり立ち替わりで叩かれまくった人気ポイントよりも可能性が高い場合もあるかも・・・だが、それほど期待を込めて狙うほどのポイントではない。

釣れたらラッキー的な感じで、シーバスの時合待ちでのんびり狙うのがいいのかな。

ただ河川なのでサーフとは違うひと癖があるので、そこが面白いちゃ面白い。




とりあえず、シーバスも期待したいので、ボトム付近をvjでトレース。


浅場を覗くと底にハゼがたくさん群れているのが見える。

どれもまだ小さいデキハゼだが、深場にはそれなりの型がいるのだろう。

久しぶりにハゼクラをやるのもいいな。あれもなかなか熱くなれる釣りだし、なんといっても天ぷらは舌に忘れさせたくない味わいだ。

ルアーに限らず、ハゼの餌釣りもかなり奥が深い釣りだから、突き詰めようともがくのも楽しそうだ。

そんな思いをいろいろと巡らせながら、足元に群れるハゼたちの姿をしばらく眺めていた。

vjや静ヘッドにセットしたワームを落とすと嫌がる素振りを見せるが、SIN-ZOベイトをアクションさせると途端に興味を示し寄ってくる。この辺りに、ハゼとルアーの関係性が見えてくるので興味深い。

同族よりも異種、またはコミュニティのテリトリーを刺激する動きに対して強く反応する威嚇行動なのだろう。



静かな川べりを、ボラの跳ねる音が響く。

ひとつ、ふたつ、みっつ。

1匹のボラが連続ジャンプを見せつけながら泳いでいく。

そんな姿がそこかしこで。


最近はボラの跳ねがやたら多いけど、なんかあるのかね。

跳ねる理由は、寄生虫を落とすためとか敵に襲われるためとかいろいろ諸説あるが、確かな理由は未だ不明のようで。

どの説も一理あるけど、いつも目の前でその様子をみていると、なんか・・・単に跳ねたいから跳ねる、そんな気分だからって思うなぁ。



鳴き始めたコオロギの声を聞きながらキャストを続けていると、反転流の絡む筋でヒット。


お、なんかきたわ。


大した引きではない。

ウグイでも喰ってきたかね。

でもやたら元気なウグイだね、引きが弱まらんな。


のんびりやり過ぎてて、フラット狙いなのにヒットしても「きたか本命!」というテンション爆上がりがない。

半分ほど寄せたところでやっと、あ、マゴチかも、と気づく始末。

そのままゴリ巻いて姿を見せたのは、やはり本命。

おお、こりゃバラしちゃいかんわ。






一気にずり上げて無事キャッチ。
ハハハ、ホントに釣れたわ。






サイズは手尺で45センチくらいかな。
良型を望むようなポイントではないので、これで充分。

気合入れて狙ったわけではないけど、、、釣ったったわい。



まだ出ないかな、とキャストをするが、間もなくマヅメとなり、ヒラメの時間かと思っているうちに、秋の日はつるべ落とし。

すぐに暗くなってしまった。




ひととおりシーバスをチェックしてみるが反応なし。

粘らずにさっさと帰ってマゴチ捌こう。



次はもう少し真剣にフラットを狙うのもいいかな。




(タックル〉
ロッド:Daiwa morethan EXPERT AGS 94LML
リール:Daiwa CERTATE LT5000D-CXH
ライン:SHIMANO PITBULL8+ 1号
リーダー:Seager PremiumMax 3号

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