砂ものと6月の始まり

ネオプラMASA

2020年06月11日 17:57

梅雨入りですな。
通勤の際の電車の駅までの歩きや、ランニングの時は雨は億劫だけど、梅雨はそれほど嫌いではない。

雨の方が釣り場も空いてるからのんびりできる。

春のように魚だホタルイカだと騒々しくなく、秋のように魚だアオリイカだと騒々しくない。


ゆっくりゆるゆる。

釣りができる。


あと庭や家庭菜園の水やりもやらなくてすむ(^^;

暖冬であまり履くことのなかったチャッカブーツの出番もあるだろう。




で、そうこうしているうちに・・・・夏がくるな。




6月・・・


この方の季節です。






6月6日



金曜の夜、緊急事態宣言が解除されたとはいえ、仕事帰りの富山駅前の人出はまだまだ少ない。

残業を終えて帰宅した僕は、いつものようにノンアルコールビールで夕飯を済ます。

去年の秋シーズン、そしてここ最近、随分と久しぶりに深夜から明け方の時間帯の釣りに戻ってきたのだが、それまでは週末はついついの飲みすぎが当たり前であり。

それをリカバリーするように、翌日のランニングに自戒の念を込めて精を出す日々が続いていたのだが、深夜から出かけるとなるとそんなわけにはいかず。

結果的に休肝日ができてしまうというのは、とても喜ばしいことではないか!


週2日の休肝日。

週休2日制よりも尊い…のは間違いない(笑



今週は水曜の夜に1度海に出たが、見事に完封負け。ショートバイト1発で、後は明るくなってからエソが1匹釣れただけ。

希望のポイントに入れなかったのもあるが・・・

夜光虫の発生にやられたのが原因かな。




午前1時釣り開始。


やや波っけがあって、雰囲気はまことによろしい。


しばらくして第2ブレイクの辺りでヒット。

すんなり寄ってきたのは、




やっぱりのソゲ登場。
なんか最近は毎回釣ってるような・・・



この1尾を機に場所移動。


明るくなるまではシーバスだ、とひたすらキャスト。

遠投したぶっとび君に沖目でショートバイトが1発あったがそれっきり。

ダツがベイトを追い回しているのが見える。

ベイトはカタクチかな。もっと反応あっても良さそうなもんだけど・・

こないねぇ。

眠くなってくるでないの(^^;



やがてマヅメがやってきて、

何も起こらないまま、

夜が明けた。



あかんわい。

砂物やろっと、砂だ、砂。


とりあえずスカッとしたいのでジグ投げよ。


40gのブランカをセット。

実はこのブランカ、色を変えたくてマッキーで赤金に塗ったもの。

我ながらよく塗れたわい!と満足したのもつかの間。

使っているうちに、渾身のマッキー塗装はあえなく剥がれてきて・・



小さい子供のイタズラとしか思えない見てくれに(汗

元が良いから釣果に影響なし、と塗装のことはなかったことにしてフルキャスト!

110mほど飛んでいる。
前々回から使っているサンドウォーカー9102のルアーウエイトは40gまでだが、気持ちよく振り切れた。これより重いジグを使うことはないだろうから、このロッド1本で僕のサーフでの釣りは大方まかなえそうだ。



着底からリフト&フォールを2回。

そこから巻きに入ったところで押さえ込むようなアタリ。


アワセを入れるとしっかりと乗った感触の後に生命感が伝わってきた。

よ~しキタ♪

マゴチにしちゃ首振りがないなぁ。ヒラメか?

しかしそのうち魚が抵抗する感触はなくなり、ひたすら重いだけになった。

え?ゴミに化けた!?


なんせ掛けた位置が100mほど沖である。

寄せてくるのが長い。しかも多分ゴミだろうから、半分嫌々巻いてくる。


近くまで寄ってきたところで見えたのは・・・

茶色くて細長い。で、尻尾派手。


マゴチじゃないの!


いかんいかん(汗

背中のネットに手が伸びるが、開いて伸ばすまでにテンションを変えると今がおとなしいだけに、かえって暴れだしそうだ。

フックもがっつりいってるようだし、そのままズボーーッと抜き上げ。



手尺で50センチくらい。
体の裏側、のどのあたりにフッキングしており、途中から完全にひっくり返った状態で寄ってきたため、抵抗できずに引っ張られるだけだったのだろう。

掛けてから最初の10mは魚、後の90mはゴミだと思って寄せていた。もったいない(^^;



ストリンガーに繋いで再びブランカで探っていく。



反応がないのでvjにチェンジ。

2mおきにボトムをとりながらスローに巻いてくる。

で、フォールからの着底寸前でゴツゴツッ。

またマゴチだ。


今度はちゃんとヘッドシェイクが伝わってくる。

今度はちゃんとネットで丁寧にランディング。




サイズは先ほどの同じくらい。
でもその釣った感は大きい(笑


この2匹目のマゴチ。後で捌いたら白子が入っていた。1匹目は卵巣だったが、マゴチの雄は通常さほど大きくならないので、今回のは雄としては大きな個体だったのだろう。
以前は、マゴチは雄性先熟の性転換をすると考えられており、40センチを超えるとすべて雌になると言われていた。しかし最近の研究で、雄は成長しても大きくならないだけと判明したようで。

だったらちゃんと計測しておけばよかった、と食べ終わってから思った(^^;








今日の釣りもマゴチとヒラメ(ソゲだが・汗)の本命の砂物2種を揃えられた。

6月の良いスタートを切ることができて満足。




〈タックル〉
ロッド:TENRYU POWARMASTER SANDWALKER 9102S-ML
リール:Daiwa CERTATE2500
ライン:Seaguar PE X8 1号
リーダーSeaguarACE3号




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