15分1本勝負
新日の前座じゃないですよ。
この人たちとの時間が熱い。
21日
土日に仕事が入ったので今日はその代休。
狙いは既に決めていて、とりあえず朝マヅメはカマス狙いで。
現場着AM3:00。
波はなく静かな闇が広がっている。
平日だけに僕のほかに人の姿はない。
前回の釣りでもよくわかったが、このポイントのカマスの時合いは本当に短い。また、会社の釣り仲間たちの実績からでは、通常の時合いはぼやけるように青が浸食するマヅメど真ん中であるが、濁りがある時はそれがずれてやってくるとのこと。
なんせ梅雨明けに本格化するシーズナブルパターンであるので、今年の先の見えない濃厚で容赦ない梅雨にあっては群れの寄りがまだまだ不安定であり、ハズレの日も多々あるのだ。
マヅメまでの時間をのんびりとキャストする。
手前のブレイクでアタリ。
20センチくらいのかわいいカサゴがきてくれた。
癒されるわ~、めっちゃかわいい。
時間がだれずにいい刺激だ。
穏やかで静かな海。やがてマヅメの色が差してきた。
いつ始まってもいい。
集中してキャストを続ける。
4時をすこし過ぎた頃。
突然、始まった。
キャスト着底からやや早巻き。
第2ブレイクでアタリ。
ビビビビビッッ・・・というカマス特有の引き。
サイズは35センチくらい。
前回はとても短い時合いだったので、フックを外しあらかじめ足元に用意してあった袋に放り込んですぐにキャスト。
同じ位置でバイト。1投が大切なのでばらさないように寄せてくる。
次のキャストはキャストからの着底寸前でバイト。
引きが強めだがカマスじゃないなぁ。
あげてみると40センチオーバーのエソ・・・
ああ、時間がもったいない。すぐにリリースしてキャスト。
1キャスト1ヒット。
3匹追加したところで反応がぱったり止んだ。
あ~終了か~、早っ。
時計を見ると始まってから15分しか経っていない。
短いなぁ。バラシはなかったし手返しに手間取った場面もなかった。強いて言えばエソがもったいなかったな。もう1匹追加できたところだったけど仕方ない。
結果は5匹でサイズは35センチ前後。
炙りで楽しむには充分だ。
ちなみに塩焼きは腹に卵をもった子持ち魳であるゆえイマイチ。
キャストから次のキャストまで、1匹あたり3分弱。
一瞬で終わる勝負だけど、なかなか熱くなれる勝負であり。
ヒット位置は前回と同じ。遠投性はいらないので、タックルをライトにして魚の重みでしっかりロッドを曲げ、かつフックを細軸にすればバラシの心配が減り、寄せも早く楽にできるだろうが、カマスが終わった後はフラットチェックもしたいので・・・・
これから攻略にいろいろ考えを巡らすのも楽しみのひとつ。
初夏と秋をつなぐ貴重な楽しみのひとつだ。
午後からは久しぶりにもうひとつの楽しみを味わいにいくか。
〈タックル〉
ロッド:TENRYU POWARMASTER SANDWALKER 9102S-ML
リール:Daiwa CERTATE2500
ライン:Seaguar PE X8 1号
リーダーSeaguarACE3号
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