静謐のなかの熱

ネオプラMASA

2011年02月08日 11:58

ここ数日で海況もようやく落ち着いてきたようだ。
釣りに行く日は波が高かったりでなかなか実行できなかった外海でのメバル狙いだが、ようやく行くことが出来た。

2月7日

深夜、海に向けて車を走らせていると雨が降ってきた。
これはありがたい。雨が降れば足場の凍結もないし気温も暖かい。今日は快適な釣りができそうだ♪

AM3:00ホーム到着。どこの釣り場に行くか迷ったが久しぶりの外海なので、ゆっくりと慣れたホームで楽しむことにした。

雨がぱらつく中、雪の積もった道を歩く。
ベタ凪の穏やかな海。一帯は濃密な闇に包まれながらも積もった雪の白が鮮やかなまでの静謐さを醸し出している。
完璧なまでの冬のメバル釣りの光景。

今日のロッドはいつものAR-Cではなく久しぶりにBIGEYEを使用。
まだ最盛期前なので弱いバイトも乗せてやすいかな、という期待と掛かってからは程良く曲がる気持ちよさから。
久しぶりに使うので是非とも今日はコイツを曲げたいな~。

まずは1箇所目。
反応なし。粘ることはせずに次のポイントへ。


次のポイント。
例年ならもう魚が付いているはずのラインから順にワンダー60をトレースしていく。
と、1投目からヒット!
弱いアタリだったが、掛かってからは気持ちよくどこか品のあるメバルの引きを楽しませてくれる。


23センチのアベレージサイズ。
居るべくした場所に居たことが嬉しい(^^)


釣り上げた途端に風が強く吹いてきた。
やりづらい状況だが、ほどなく2匹目もキャッチ。
すると途端に風が止んだ。
ってことは、次キャッチするとまた風が吹いたりして!?と思っているところに3匹目。
・・・何も起こらずに一安心(笑

どの魚もテールフックにフッキングしている。
アタリの出方も弱い。盛期の高活性には程遠い感じ。

掛かってからも即バレが連発。フッキングが浅いなぁ。
ワンダー60からストリームドライブ45に変えてバイトを繋いでいく。そのうちショートバイトが多くなりルアーをあれこれ変えても埒があかない状況に。ショートバイトの正体を暴こうとワームにチェンジ。
ヒットしたのは15センチくらいのチビサイズ。
それでもレンジ、スピード、飛距離が合わないと全く反応が無くなるので使うジグヘッドのサイズも限られた。コツコツ・・とアタリが出ても我慢して巻き続け、しっかり重みが乗ってから合わせないと乗らない。ワーム特有のアタリだがいつにまして繊細な出方をする。
このシビアさが面白いのだが小型が連発しチビイジメになっても可哀想なので、このポイントに見切りを移動。

歩きながら自分が相当熱く夢中になっていた事に気づいた。メチャクチャ面白かった。
ただ投げて巻けば連発するわけではなく、ミノーで喰わせるもワームで喰わせるも非常にセンシティブなところが堪らない!


次の場所は毎年大型にやられている場所。
出るかな~、と期待しての1投目。


出た。アベレージだが(^^

ラインを変えてからの次のヒットは即バレ。
反応が消えたので移動。
他を探ってから再び攻めて1匹追加。


次のポイントは去年までは期待薄だろうと決めつけて攻めなかった場所。
地形を観察していると良い波の入り方をしている延長線上のブレイク付近に良い感じの根があるのがうっすらと見える。
ここ、もしかして良いんじゃないの!?今まで攻めなかったのが勿体なかった?


勿体なかった(笑

しかし良さげな範囲のラインを外れると反応がなくなる。地形からポイントを判断するお手本のような場所だな。


再び元の場所に戻ると・・・


出迎えてくれた♪

先程と同じように魚を追加するも、シビアなバイトを掛けていくと小型が連発。
そうこうしているうちに時計を見ると時刻は5:40。タイムアップだ。夜明けはまだだし、続ければまだ釣れるだろうが、充分楽しんだので満足した(^^)
さ、子供が起きる前に家に帰ろう。


今日の釣果は25センチ~15センチのメバルが13匹。アベレージサイズが多いが、20センチに満たない小型も混じった。
サイズが出たわけじゃないが今日の釣りはホントに面白かった。高活性ではないのだが、考えて丁寧に対処しながら釣りをすると反応が出てくれるところがたまらなく楽しかった。


今日出会えた他の方々



魚たちに感謝!



〈タックル〉
ロッド:TENRYU BIGEYE BE802
リール:Daiwa カルデイアKIX2004W
ライン:Daiwa 月ノ響0.4号
リーダー:VARIVAS アバニエギングショックリーダー1.7号


あなたにおススメの記事
関連記事